日本の桜はもう散ってる頃ですね。暖冬だったこちらの桜も4月頭から芽吹き始め、今あちらこちらで咲いています。我が家の庭に植えた桜は早咲きの種類なので、東京と同じ頃に満開になったと思ったら、その後の雨ですぐ散っちゃいました。残念。イギリスの4月は「エイプリルシャワー」という言葉があるほど、まだまだ雨の多い油断の出来ない春の始まりなんです。この間も、まるでピクニック日和だったのに、突然、曇ってきたかと思えば、ヒョウが降りました。そんな感じで、とにかく、コロコロ変わりやすいので、まだ冬のコートを手放せずにいます。
とはいえ、もう春。暖かい日が増えたので外歩きも多くなりました。木も芽吹き始めたし、あちこちで花が咲き始めると、やっぱりウキウキしてきます。娘もそうなのか、先日公園に行った時に、突然芝生へ走り出したかと思うと「サブリナ want シロ ハナー!」と言いながら自分でハルジオンを摘んでいました。母感動の瞬間でした。だって、
- 花摘みというといつも私の方から誘って一緒にやってたのに、自分一人でやった(やりたいと思って行動した)ということ。
- あんなに広い芝生にちょこっと小さく咲いている花が見えるようになったということ。
- 自然のものに興味を示したということ。
- 日本語をちょっとだけど話せたということ。
あまりに嬉しかったので、摘んできた花は、記念に押し花へ。
上の写真は娘がその日に公園で拾った小枝たち。「スティックダディー」「スティックマミー」「スティックチルドレン」「スティックサブリナ」だそうです。
ちなみに、イギリスの4月の天気とかけて、2歳児の気分と解く。その心は「変わりやすい」というオチで、座布団1枚。なし?まx