2017年7月31日

虹が見える


虹が見える。4年前、当たり前のようになんとも思っていなかったこと。それは大きな間違いでした。

「残念ながら、お嬢さんは目が見えません」

医者にそう言われた時の絶望感と否定感は今でもはっきり覚えています。
娘のサブリナの目は、白く濁っていて、瞳が見えない状態で産まれました。非常に稀なピータース奇形と診断。治療法はなし。しかも眼圧が異常に高く、このままだと失明にするかもしれないのでと、その日から薬の投与が開始されました。出産から3日目のことでした。

当時のことは詳しく以前ブログにも書きました。(→こちら
私たちの生活は、それ以来一変し、非常に厳しいものでした。小さなサブリナにとってもそれはもちろんのこと。あれから100回を超える病院通い。3回に及ぶ大手術。術後、生死をさまよう敗血症にかかり緊急入院。幾つもの薬の投与や、視覚を促進する訓練は毎日続き、とにかく毎日生き延びたという感じでした。

もしも奇跡があるならば、きっとこのことでしょう。

不幸中の幸いか、私たちはヨーロッパの角膜移植界で第一線に立つ専門の手術医の率いる病院へ紹介され、角膜移植手術の道を進められました。もちろん乳児には非常に難しく成功率が50%以下とリスクは過大で、失敗すると目そのものを失うことも覚悟するようにと言われました。

未だに、サブリナは本当にラッキーだったと思います。あれ以来、徐々に視力を身につけたからです。彼女が初めて自分の手に気がついた瞬間。そして初めて私たちの目を見て笑った時。奇跡の瞬間に感じました。

小さい頃からアイパッチとメガネが始まりました。

視力がついてきたのが一般よりもずっと遅れたので、成長そのものも遅かったですが、そんな彼女でも成長しているなあと感じるものでした。

目の見え方は普通の子供とはもちろん異なります。両目とも眼振(眼球が無意識に動いてしまう)という症状を持ち、普通に集中してものを見ることができません。手術をしたと言っても移植は片目だけなので、混濁の残る目は視界も狭く、アイパッチでの弱視強化訓練と、視覚の刺激を与える工夫やら、毎日の薬の投与をしながら、不自由さを補うように彼女なりの見え方を脳が覚えていったという感じでした。

体の動きも同じで、動いているものや周りの様子がよく見えないので、他の子にしょっちゅうぶつかっていましたが、足元をよく見たり、自分で少しずつ気をつけながら動いて生活するように変わっていきました。

両目とも光に敏感で、外では一年中サングラスをかけています。その方が、動きやすくもなるのですが、それでもやはり、外での発見は難しいものでした。例えば、飛んでる鳥や蝶々、動き回るリスやら、空に見える飛行機、月や虹は、まったく目がついていきませんでした。だから、絵本で見せてはどんなものか説明してあげたりする日々が続くなか、3歳を過ぎた頃から、少しずつわかるようになってきたのです。

虹が見えた奇跡の瞬間

「お母さん、飛行機!」と空に指をさして言われた時は、涙が出るほど感激しましたね。そして、ある日、ガラス窓の先にかかる虹を自分で見つけたのです。ガラス窓は反射して、ただでさえ見えづらいし、虹は飛行機などの個体と違って、光ですから、彼女の目にどんな風に受け入れられるかはまったく不明だったのに。「虹、虹!」喜ぶ彼女の声は、私にとって涙ものでした。

病院通いや薬の投与は、現在も、これからも続きます。角膜拒絶反応の可能性は一生続きます。それでも、今こうやって普通に生活ができ、元気に成長した4歳の娘。主治医を率いるマンチェスターの目の専門病院あってのこと。感謝しきれません。

元気な4歳児に成長しています

この病院は、将来サブリナと同じような症状の子供たちを診ることのできる医者を育てている病院でもあります。一人でも多くの子供達やその家族に可能性を与えたい。そんな思いで、オープンスタジオの度、売り上げの3%はこの病院に募金させていただきます。

2017年7月18日

長い道のり?


みなさんは頭に浮かんだアイデアを実現させるまでどのくらい時間をかけますか?

私にとっての器作りは、いろんな道を経て進んでいきます。それは、陶芸の工程そのもの、例えばろくろでの整形や焼成などといったことでもありますが、もう一つ、アイデアが器になるまでの試行錯誤の過程でもあります。失敗を繰り返し、なんか違うって感じながら、少しずつ改正していく。なんだか、とても遠回りしているようですが、その過程が私にはとても大切だとも感じます。そんな道のりこそ、自分を振り返り、方向を定めてくれ、最後に納得のいくゴールへと導いてくれているからです。


ここ数ヶ月専念していた「まぜこぜ」シリーズの器。実はこれ、アイデアそのものは2011年までさかのぼります。「まぜこぜ」本来の意味は既にあったのですが、当時は、コバルトの一色に専念し、表面の模様ばかりあれこれ考えていました。その様子はこちら

その1年後、大学を卒業する頃には、釉薬の色の組み合わせを導入し、正面の模様を2種類だけに絞りました。なかなか気に入ってものができたので、ずいぶんたくさん作り始めました。その様子はこちら


ところが、実際展示会やらに出店してみたところ、このシリーズは、私のもう一つの「らくがき」シリーズ(青と白のコンビ)と比べると、お客様の反応がそれほど良くありませんでした。作り方が甘かったのか、インパクトがないのか、理由がなんであれ、がっかりしました。もうこれを作るのはやめようかと思ったこともありました。でも、「まぜこぜ」本来のアイデアだけはずっと消さずに残し、3年間の育児休業。スタジオを復帰した後は、時間が限られていたので、作り方を再検討。形や模様をシンプルにそぎ落とし、新しい「まぜこぜ」シリーズを試みました。


そして、ようやく出来上がった新「まぜこぜ」シリーズ。
表面の模様もなく、形もすっきりシンプル。大きさを幾つか揃えて、重ねたり、混ぜ合わせたりが可能。釉薬の色合わせを楽しめ、マットな表面が料理を無理なく引き立てます。誰にでも何にでも使い易い器を目指しました。そして何よりも、「混ぜ合わせて楽しい」器!


新色の桜色も含め、自分でも満足のいく器に仕上がりました。そのご褒美に、最近ビデオを作ってみたので、ご覧ください。(リンクはこちら)「まぜこぜ」シリーズは9月のイベントに初登場します。どんな風にお客様に見ていただけるか反応が楽しみです。

2017年6月30日

bloom and grow


みなさんは、見た瞬間にドキッとしたり、ワクワクしたり、そんな写真を見たことありまか。なぜか吸い込まれるような魅力がある。そんなイメージに巡り合う度、いつもどうやってそんな写真が撮れるんだろうと思ったりしてます。

インスタグラムを始めて以来、自分の表現したいものが、次第に頭の中に描かれるようになってきました。それは、ただ作品の写真を載せるだけではなくて、作品を通して自分の一部というか、生活の一部、生き方の背景などを伝えたいと思うようになってきたのです。見てくれている人たちに通じたい、お話を伝えたい。でも、どうやって膨らませていったらよいのか、よく分かっていませんでした。

ちょうど、そんなことを考えていた頃、インスタグラムではおなじみのアカウント、me_and_orla さんのオンライン講習「bloom and grow」が始まる情報が。彼女のインスタはもちろん、ブログも見てるし、podcastも何度も聞いては励みになっています。だから、飛びつきたいのは山々だったけど、「お花を使って表現力を学ぶ」という方法にちょっと懸念しました。だって、お花は好きだけど、フラワーアレンジメントを学びたいわけでもないし、4週間も実際課題についていけるか心配だったし。でも、いろいろ前説明を熟読してみて、やってみたい気持ちの方が大きかったです。結果は、受けて本当に良かった!

毎週、与えられたキーワードのなるものを深く分析しながら進み、最終課題作品を作っていきました。これを書きながら、日本語に訳すのって結構難しいと思ってしまいました。写真で表現するのもそうですが、言葉で表すのも難しいですね。インスタグラムにはその都度載せましたが、その中から週1枚分ごとだけ、こちらでご紹介します。詳しい背景はインスタグラム(→こちら)でみていただけますが、言葉なしではどのくらい通じるかしら?お気に入りや、感じ取れたものはありますか?


講習を受けた後に思ったことは、ただ写真をどう取るかではなくて、自分を発見する、新しい考え方を見つける、機会になったということです。キーワードでも、自分の苦手な分野を掘り下げて挑戦することによって、気がついたこともたくさん。そして、講習を一緒に受けた方々とのつながりや刺激は今後の活動においての励みにもなりました。他の皆さんがどんなことをされていたかは、まとめて→こちらで見ることができますよ。

ちなみに一番上のイメージは、講習の一環で作ってみたミニビデオです。(→こちらで見られます。)

2017年6月6日

今週のスマイル#15 デビー∙ジョージさんの絵


6月に入りましたね。本当は先月分の話ですが、遅ればせながらのコンスマシリーズです。今日は、私たちも住むヨークシャー在住の デビージョージさん をご紹介します。

デビーさんの絵を初めて見たのは、インスタグラムでした。半年くらい前だったかな。彼女の素敵な絵を見た時の感動は今でもはっきり覚えています。セラミックとお花を中心に描かれる彼女の世界は、チャームングで、どこかノスタルジックな雰囲気。インスタに出てくる度、どれを目にしても楽しめました。

「欲しい!」気持ちがどんどん湧き出てきたけれども、たくさん買えるわけでもないので、それ以来よーく見ては心と相談する日が続きました。そして、ある日、インスタにとある写真が写ったのです。(→これ)絵ではなく、うさぎの絵のついた小さなカップに挿した忘れな草の写真。その写真を見て、ハッとしました。感情的になり、一気に何かがよみがえった気がして。その時は絵を見たわけでもなかったのですが、「これだ!」と思えた瞬間でした。彼女なら素敵な絵になるのは間違いなし。そう思って、彼女にメッセージを送ってみたら、この絵を描いているところだったのです。そして、その絵がついに、先月我が家へやってきました。

では、なぜ、私の心に繋がったかというと。

10年前くらいのマフィンと私

もう15年くらい前のことになります。当時は、私の人生の中で、辛かった頃でもありました。肉体的、精神的な暴力を経て、夫(のち離婚)を離れ、1から自分で新しい生活を始めていました。同じ頃、生まれて8週間のうさぎ、マフィンを飼い始めました。生まれて初めてのペット。とにかく可愛がりましたね。穏やかで何気に面白い性格のマフィン。一緒にいるうちに、希望がわき、勇気が出て、暗闇の先は明るいことを、人生が楽しくもあることを、マフィンが教えてくれるように感じました。その後、今の主人と一緒になり、マフィン共々新しいうちに住み始めました。我が家にもすぐ慣れ、家族の一員のように過ごしていた頃、残念ながら突然死んでしまったマフィン。でも、彼は今でも心の中に残っています。どんなに辛くても、必ず光が見えてくる。人生は素晴らしいことを気づかせてくれたマフィン。

デビーさんの絵は、そんなマフィンの存在を思い起こすものでした。そして、私の大好きな忘れな草。これからも、毎日目にする度、励まされながら過ごせるような気がします。

デビーさん、どうもありがとう。彼女のインスタグラムはこちらです。

2017年5月29日

決断の時


先週の金曜日は最後の職場の日でした。8年間、陶芸講師として働いたアートセンターを辞めました。同僚や生徒さん、また生徒さんの親御さんからにも、あたたかい言葉をいただき、感慨深い最終日となりました。

イギリスに来て、陶芸のディプロマを修学したのが2000年。あれ以来17年間、社会福祉介護士として、勉強し、資格を取り、私の専門は知的障害者や自閉症の成人の方々で、病院、学校、デイセンター、自立(あるいは半自立)して生活しているお家等、様々な場所で働かせていただきました。専門学校の学寮でチームリーダーとして働いていた時期もあり、キャリアアップも考えていました。そんな中、今は亡き恩師デービットさんの工房で(→この記事)、休みの日は働かせていただいていた期間もありましたが、陶芸の夢は隅に置き去りのまま。逆に彼の姿を実際に目にしてきたからこそ、私には陶芸を一からやって行く勇気と覚悟がなかったんだと思います。

8年前に陶芸講師の仕事に就いて以来、心機一転。粘土復活でとても嬉しかったのを覚えています。生徒さんたちの障害に関わらず、豊かな想像力にいつも励まされてきました。タタラが上手に伸ばせるようになったとか、作りたい器や彫刻が仕上がった時の喜びとか、一人一人の小さな前進、小さな感動を応援してきました。そんな立場に務めさせていただいて幸いでしたね。

しかしながら、教室を行うのと自分で作陶するのは、やっぱり違いがありますし、実際自分が作陶を本格的に開始したのは、残念ながらデービットさんがお亡くなりになった後でした。癌と闘っていた末期、私に「あんまり教えてあげれなかったな」とおっしゃって、とてももどかしい気持ちになったのを覚えています。もちろん、教えてもらったことは山ほどあるのですが、それを実際に陶芸家として実践していない私を見て思ったことでしょう。頭の隅に、彼の言葉がいつも残っていましたが、やっぱり勇気がなかった私でした。

娘の事情で(→この記事)3年間作陶を休んだ後のこの一年間、講師の仕事と週一日の工房での作陶と両立してきました。それで気がついたことは、とにかくやりくりが大変だということ。タイミングが合わず、夜勤もやむおえない時も多く、疲れるしストレスはたまるし、子育てしながら、2つ仕事をやりくりすることに疑問を持ち始めました。自分が本当に目指していること、やりたいことは何か。優先順位は何なのか。そんなことを自問自答しながら、答えを出すには、やっぱり勇気と覚悟が必要でした。そして、今、その一歩を踏み出す決心をしました。

明日から、作陶一本でやっていきます。私にとっても家族にとっても、新しい出発。大変だけど、決心してすがすがしい気持ちです。(たったの17年かかりました!笑)

自分のことを信じてくれる家族に感謝。今までずっと見守ってくれていたデービットさんに感謝。そして、ブログを通して応援してきてくださった皆さんに感謝いたします。これからも、よろしくお願い致します。

2017年5月14日

スタジオ作りの話 その2

最近のスタジオの様子。掃除が楽になりました。

ここ2週間で、スタジオの床のコンクリートを敷く作業とスタジオの整理をしました。作業は、まずは棚にあげられるものは全部あげて、あとは全てのものを庭に立てたテント内に移動することから始めました。窯や釉薬のバケツなど、重た~いものも一杯あるので、大変でしたが、主人と二人で頑張りました。


では、なぜ今更コンクリの敷き直しをしたかというと。

長い間ブログを読んでくださっている方は、覚えているかもしれませんが、スタジオ作りを始めたのは2007年。かれこれもう10年前に遡ります!全て自分たちで一から手をかけて2011年にやっと仕上がったものでした。(その様子はこの記事→をご覧ください。)
当時は陶芸をまだやっていなかった私、違う仕事でキャリアアップを目指していたので、陶芸のスタジオは贅沢な夢。なので、資金的にも制限がありました。本当なら、プロに頼んだり、表面がツルッツルになるようなコンクリの床の方がいいのですが、毎日使うわけでもないから、粗めの仕上がりのコンクリの床を敷いたのです。でも、やはりこれでは大変でした。

というのも、粘土には「シリカ」が含まれていて、乾いた粘土の埃を吸い込むと体に害を及ぼします。そのため、埃をためないようこまめな掃除が大切なのですが、表面がボコボコしていた床は、埃がたまるたまる。どんなに掃いても、モップかけても、やっぱり埃がたまりやすくて、掃除嫌いな私は、時間も限られているし、きちんとした掃除を怠る日が続きました。しまいには、床の塗装も剥げてきて。埃もストレスもたまる一方。だらしないといえばそれまでなんですが。

娘が生まれてからは、埃が心配で、彼女はスタジオには入れませんでした。3歳を過ぎてから、スタジオを再開した私をわかるようになり、今では「お母さんはスタジオで働いてて、器を作ってる」ということを理解するようにもなりました。やっぱり娘にお母さんの働く姿も見てもらいたいと思って、資金を出してでも、床をきちんとしようと決心。


ビフォー&アフターの写真が上。今回も大活躍の旦那さんのおかげで、綺麗な床になりました。道具も壁にかける形にして、作業台を掃除しやすく、床に置くものも動きやすくキャスターを付けたりして、床拭きが簡単になるようにしました。娘もいつかスタジオに来てくれるといいなあ。

2017年4月18日

計画性のあるなし


相変わらず週1のスタジオ作陶の日々です。

週1といっても、実際に作業をしている時間はそんなに長くありません。娘を保育園に預けた後、戻ってきてからすぐにスタジオ入りして、やるべき家の仕事を全部ほったらかしたとしても、気がつけば、もうお迎えの時間がやってきます。私は夕食の支度をできるだけ娘を迎えに行く前にしています。この方が試してみて良かったからです。(理由1:台所で熱い鍋やら包丁やらと足元で泣く娘と同時にやりくりせんでいい。理由2:娘と母の時間ができて、両者ともハッピー。)なので、夕食の前支度の時間を引いて、さらにスタジオ時間が短くなります。

限られた時間を有効に使うには、計画性がないとうまくいきませんね。では、私はどんな計画を立てるかというと、現在一番しっくりくるのは、

「計画をあまり立てない」

ということです。

なんやそりゃ、と思われるかもしれませんね。以前は、スタジオの時間が惜しくて、あれもこれもと欲張って計画を立ててはいたんですが、結局計画通りに行ったことはあまりなかったです。大抵は、終わりきらなかったり、慌てて終わらせることが多く、結果、作品の質が落ちたり、失敗したり、スタジオは片付かないまま撤退するので、次回掃除片付けから始まるという私が最も苦手なケースにつながり、ストレスになるわ、機嫌も悪くなるわで、自己嫌悪に陥ることも多々ありました。

そもそも、粘土という材料が問題でもあります。途中で放っておけない、乾き具合をチェックしなくてはいけないという、まさにタイミングが重要です。他の日は昼間、別の仕事をしているので、夜な夜なチェックしたり、夜勤や週末スタジオ入りすることもしばしば。とにもかくにも、本当にゆっくりの製作過程です。

そんなゆっくりペースでも、やってきた甲斐というのは感じます。少しずつ手をかけて改善してきた新しい「まぜこぜ」シリーズ。入れ子の器の深さやサイズを見直し、重ねやすく、個々でも使いやすく。


今まで、お皿とジャグの表面には引っ掻き模様を施していましたが、あえて模様を付けず、シンプルな形と釉薬の色で表現するようにしました。面白みにかけるかなあと心配していましたが、インスタグラムでも好評だったので、やってみて良かったです。


現在の作業は全て、この夏のイベントと9月の展示会に向けて行っています。とっても先のように思えますが、週1ですから、「ゆるめの」計画性をもって頑張ってます。末永く見守ってください。

2017年4月2日

素敵なレッスンの日。


先日、職場の有休を取って参加してきたワークショップ。大好きなガーデナールイーズカーリーさんによるカットフラワーガーデンのレッスン。インスタではいつも刺激を頂いているフローリストのサラさんによるブーケ作りのレッスン。両方合わせて、なんとも素敵がいっぱいの1日を過ごしてきました。それも全て、半年前に始めたインスタグラムから始まったんです。

娘が生まれて以降、子育てと病院通いでアップアップしていた私たち。優先順位を真っ先に落としたのは庭仕事でした。あれから3年。娘もようやくお手伝いもできそう(5分とか?)な年頃だし、一緒に何かを育てるのもいいかと思い、ようやく重い腰を上げて庭仕事復帰。とは言っても、以前のままでは手の付け所がないし、1からやり直すことにして、何を一番求めているのかなあと追及したところ、わたしがたどり着いたのがカットフラワー。庭で採ったお花をお家の中に持ってきて飾れるのが、お花屋さんで高いお金を出して買ってきたものよりも、よっぽど満足するからです。そんなカットフラワーを目的としたお花を庭に育てたい。そんな思いで、お花と野菜と半分づつのスペースを昨年後半に作りました。大好きなルイーズさんのカットフラワーガーデンの本も購入。いざ、何をどうやって植えていこうか考え始めた頃、サラさんのインスタで、そのルイーズさんのレッスンを開催されるという情報を発見。しかも地元ヨークシャーで!こんな偶然はないと思いすぐ申し込み。参加者4人だけのなんとも贅沢なレッスンに予約できました。ああ、インスタ始めててよかった。

レッスン会場はサラさんのご自宅。インテリアセンス抜群のサラさん、なんとも夢のような「素敵一杯」に囲まれて、朝からかなり興奮気味だった私です。


まずはルイーズさんのレッスン。ガーデニングって実際に手にとって見せてもらって習ったほうがやっぱりわかりやすいですね。私のように試行錯誤している素人には、お手本がいないと。ルイーズさんの「なんでも聞いていいわよー」と優しくて頼もしいアプローチに、「こんなこと聞いても?」という質問まで丁寧に教えてくださいました。やっぱり、土をいじるのが好きなようです、私は。種を植えたり、根分けしたりしてて、穏やかな気持ちになりました。レッスンで頂いた種や株は全部うちに持ち帰ってきたので、植え替えるのが楽しみです。


素敵なお食事をした後の午後のレッスンはサラさんによるブーケ作り。花瓶も骨組みもなして、手の中でブーケを作っていく、まさに初めての経験。サラさんは、いとも簡単に作られてたけど、いやー、こいつは難しかった。うまく形にならなくて、サラさんに助けてもらってなんとか立体的になりました。用意されたお花もよりどりみどりで、私は大好きな紫と青を混ぜた白系のブーケが出来上がりました。(一番上の写真)

この日参加された方は、住んでるところもお仕事もみんな違うけど、同じ関心を持つインスタグラマーさん達で、お話にも花が咲きました。楽しかったー。久しぶりに贅沢な時間が過ごせました。(さぶちゃん面倒見ていてくれたお父さんもありがとう。)

2017年2月25日

2月のまとめ。


ブログがどうしてもおざなりになってしまって、こっちを見てくれる方がいるのかどうかわかりませんが、ちょっとここらでまとめ。

いやあ、時間が経つのが早い早い。みなさんもそうでしょうが、子供がいると、子育てと家庭と仕事との両立が大変で、息つく暇がなかなかないです。その上のスタジオ作業は、最小限の週1日という状態のままですが、時間が限られているからこそ、デザインや行程を見直しては練習に励んでいます。最近の「らくがき」シリーズは、化粧土のデザイン部分をシンプルにしました。あれこれ埋め尽くしていた昔よりも逆に新鮮で自分では気に入っていますが、どうでしょう?(作品等はインスタフェイスブックでちょくちょくアップしています。)


娘の方は、おかげさまで体調も良く元気な3歳半。おしゃべりもどんどん上手になり、もちろん英語がメインですが、日本語もだいぶ出てくるようになり、ここ一ヶ月は特に新しい言葉もスポンジのように吸収しているようです。


一日中遊ぶのってお母さんにとっては大変な役だけど、逆に学ぶことも多いです。彼女のおしゃべりや愛くるしい表現を聞いていると、今が子供にとっても自分にとっても一番いい時期ではないかなと思わせてくれます。

春はもうそこまで。芽を出した球根が花を咲かせてくれるのが待ち遠しい今日この頃です。まx

2017年1月30日

募金の報告とお礼

今月頭に行ったオープンスタジオでの募金活動。ご協力してくれた方々には本当に感謝いたします。この度、先方のマンチェスターロイヤルアイホスピタル(目の専門病院です)(以降マンチェスター病院と略)から正式な領収書を兼ねた手紙が届いたので、ご報告いたします。


募金を何処にするか決めるにあったって、私たちがこの病院を選んだのは、ちょっと個人的な決断ですが、私たちのような立場に当たる親御さんたちに、そして病を持つ子供たちに少しでも役立って欲しいと思ったからです。

ブログを長く読んでいる方はご存知だと思いますが、娘のサブリナは「ピータース奇形」という、非常に稀な先天性の目の異常を持って産まれました。盲目の状態で、治療法もなく、唯一視力を与えられる可能性のある角膜移植手術も危険という状況でした。そもそも、産まれた病院では症状を判断できる医師がいなく、数日後マンチェスター病院でトレーニングされた医師に来ていただいて、初めて診断されました。その後、サブリナは良い専門医に診ていただき、早く行われた角膜移植手術後もおかげさまで順調。拒絶反応のリスクと薬、通院は一生続きますが、現在は目が見える元気な3歳児です。

マンチェスター病院は、専門医や医療機器等が備わっているだけでなく、専門医を育てている病院でもあります。娘のように稀で複雑な症状を抱えた子供たちが全国各地から来ています。私たちにとっても地元ではありません。一人でも多くの専門医を育て、一人でも多くの子供たちが診てもらえるようにと願っての募金です。

ご協力ありがとうございました。まx

2017年1月8日

オープンスタジオ&セール


初めての試みで開いたオープンスタジオ&セールが無事に終わりました。予想をはるかに超えるたくさんの方に来ていただいて、本当に感謝しています。おかげさまで、数多くの作品が新しいお家へと飛び立って行きました。

また、今回のセールは募金活動を兼ねていたのですが、皆さんにご協力いただき、多くの募金が集まりました。本当にありがとうございました。マンチェスターロイヤルアイ病院、子供病院に寄付させていただきます。

当日はあんまり忙しかったので、すっかり写真を撮るのを忘れてしまいました。なので、前日に撮った写真をまとめたので、そちらをご覧ください。少しでもどんな感じかが伝わるといいなあと思います。まx


2017年1月2日

とりどしなんていい予感!?


あけましておめでとうございます。

新年の抱負というか目標はいつも果たせないので、初めからやらない私なのですが、2016年の目標がおかげさまで果たせたので、今年もちょっと考え中。やっぱり「作陶に専念していきたい」というのが一番ではありますが、これを達成するには、講師の仕事と家庭と子育てとのバランスを考えないとできないことなので、「少しずつ前進する」ということを目標にしたいと思います。あとは、健康第一。これに尽きます。

みなさんにとっても素敵な年になりますように。

今日は飾り棚とキャビネットの上をまっさらにしました。今週末のオープンスタジオ&セールを我が家で行うので、その準備を開始しました。普段掃除が苦手な私も、こういう理由があるとそれなりにはかどります。最近バレリーナのようなターンを覚えた娘と一緒にお待ちしております。まx