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2013年6月17日

HELP JAPAN プロジェクト最終報告


HELP JAPAN 鳥の在庫が完売したので、今回のHELP JAPAN スペシャルで集まった義援金67,378円東日本大震災みやぎこども育英募金に寄付致しました。皆さん、ご協力、ご支援、本当にありがとうございました。


2011年の震災以来、続けて来たこの募金活動、小さな陶芸作品をネット販売等し、売上金を義援金として集めました。今回を合わせて3回に渡り、募金させていただきました。最初のHELP JAPAN プロジェクトでは1000羽の鳥を売り、約660,000円を日本赤十字に募金致しました。(詳細報告はこちらこちらです)翌年のHELP JAPAN プロジェクト2では、追加で作った鳥と限定版の「希望の光」キャンドルフォルダーの売上金、417,000円を南三陸町に直接募金致しました。(詳細報告はこちらです)そして、今回の募金と合わせて、合計1,114,378円の募金という、素晴らしい結果となりました。ご協力していただいた世界中の皆さん一人一人のお陰です。本当にありがとうございました。

募金活動そのものは今回で終了させていただきますが、まだまだ試練の毎日を送られている被災者の方々への支援の気持ちは、忘れていません。一日も早く安心した生活が送れることを心から願います。xま

2013年3月12日

もう2年、まだ2年、そしてこれから。


「あの日」から2年が経ちましたね。少しであれ、皆さん毎日の生活に対して考え方が変わった方も多いと思います。日頃からいざという時の準備をするとか、毎日をもっと丁寧に生きるとか、身の回りの「普通」を感謝するようになったとか。震災の影響を直接身にに受けた方々も、まだまだ厳しく悲しい気持ちもある中、今出来る事を一生懸命やってみることで、希望に向かって動いているのではないでしょうか。イギリスに住んでいる私にとっても、「あの日」は大きな転機となり、具体的に出来る事を考えて行動に移すようになりました。そして風化させてはいけないこと。忘れてはいけないこと。

この2年間、ブログを通して行って来た募金活動 HELP JAPAN プロジェクト には沢山の方々からご協力、ご支援いただいて、本当にありがとうございました。2回に渡って、募金を送らせていただきました。昨年の11月以降、引き続き HELP JAPAN スペシャルを行っています。これが、第3回目の募金となる予定で、今回は東日本大震災みやぎこども育英募金に送らせていただく見込みです。

今日はこの機会を通じて、HELP JAPAN スペシャル を再度お知らせしたいと思います。在庫分の「 HELP JAPAN 鳥」と「希望の光」キャンドルホルダーをディスカウント価格にて販売しています。ご興味のある方は、ぜひご連絡下さい。詳細は以下の通りです。ツイッター、フェイスブック等でも、ご自由に広めていただけると幸いです。ご協力よろしくお願いします。xま

お値段
「HELP JAPAN鳥」は、ペアごとの販売のみとなります。1ペア(2羽)5ポンドです。
「希望の光」キャンドルフォルダーは、一個25ポンドになります。在庫5個のみ 3個のみ!(3月15日訂正)
売上金の100%が募金になります。これに、郵送手数料が追加となります。また、「HELP JAPAN鳥」と「希望の光」を同時にご注文の方には、合計手数料を更にい割引させていただきます。

お支払い方法
ペイパルにて取り扱っています。ご注文を頂き次第、Eメールにてペイパルのお支払い請求書を送らせていただきますの。ペイパルでは、ネット上、早くて安全なお支払いができます。 ペイパルの口座をお持ちでない方は、無料で簡単に作ることもできますし、クレジットカードでのお支払いも可能です。

発送について
商品の発送は、お支払いを確認次第、ロイヤルメールにて行います。海外への郵送は営業日10~15日間くらいの見込みとなりますので、ご了承下さい。

ご注文方法
Eメールにて、件名に「HELP JAPAN」とご記入の上、下記の内容を送って下さい。
  1. ご注文の商品の名前と個数
  2. お名前
  3. ご住所と郵便番号
  4. (オプションのみ)追加の募金を希望の方は、金額をイギリスポンドにてご記入下さい。
(画面が変わらない場合は、 makikohastings@gmail.com 宛にEメールを下さい。)

2012年11月12日

HELP JAPAN スペシャル!

早いもので年末も近くなって来ましたね。今年は皆さんにとってどんな年だったかしら?不景気の中、どなたも大変だったと思われますが、それでも、家族が元気で、暖かいお家があって、食事ができたら、ある意味良かった一年であったのかもしれません。基本的なことを感謝できるようになるには、どん底を経験した人にしか本当は分からないかもしれません。だからこそ、ちょっと考えてみませんか?ということで、年末の特別企画です。題して、 
HELP JAPAN スペシャル!

震災以来、イギリスを拠点に、HELP JAPAN プロジェクトという募金活動をして来ました。(最近の報告はこちら)今でも「日本はもう大丈夫でしょ?」ということをちょくちょく言われます。同じ日本国内でも、東京にいると、東北の本当の姿が見えて来ません。特に海外では、ニュースも皆無になった今だからこそ、本当の姿を知ってもらう為にも、知る者が伝えるべきだと思います。南三陸町に2回ほど行って来た私の感想は、「本当にまだまだ」なんです。まだまだ支援が必要なんです。普通の生活、基本的なことも、「本当にまだまだ」のところが多いんです。そして支援の手を差し伸べるのは、あなたにもできます。ちょっとだって、沢山集まれば、大きな力になります。

HELP JAPAN スペシャルはそんなあなたにはとっておきのチャンス!今回のみ、HELP JAPANの作品を、ディスカウント·プライスにて販売致します。更に、今回ご注文いただいた方は、クリスマスプレゼントの抽選に自動的にエントリーとなります。(内容は後ほどブログします)アイテムは全て一品一品手作りで、売り上げ金の100%が募金となります。12月一杯まで受付けますが、在庫がある限りなのでご希望の方はお急ぎ下さい!既に1500羽以上飛んだ「HELP JAPAN鳥」は残り100羽を切りました。60個限定の磁器の「希望の光」キャンドルフォルダーは、あと10個のみです。この企画は、今回が最後なので、お見逃しなく!

もう既にご協力いただいた方、どうもありがとうございました。いろんな方に知ってもらいたいので、 ご自由に、ツイッター、フェイスブック等で、お知らせしていただけると光栄です。 HELP JAPANプロジェクトを知らなかった方、あるいは前回注文しそびれたという方、ぜひご注文下さい。お子さんやお友達へのクリスマスプレゼントとしてどうですか?
鳥は1羽4ポンドだったところが、スペシャルでは2羽で5ポンド!
「希望の光」は1個30ポンドが、スペシャルで25ポンド!
お値段
「HELP JAPAN鳥」は、1ペア(2羽)5ポンドです。ペアごとの販売のみとなります。
「希望の光」キャンドルフォルダーは、一個25ポンドになります。
売上金の100%が募金になります。これに、郵送手数料が追加となります。また、「HELP JAPAN鳥」と「希望の光」を同時にご注文の方には、合計手数料を更に10%割引させていただきます。手数料は以下の通りです。(クリックすると拡大表示できます)
募金について
集まった募金は、南三陸町に送らせていただきます。年始の送金を予定しております。

お支払い方法
ペイパルにて取り扱っています。ご注文を頂き次第、Eメールにてペイパルのお支払い請求書を送らせていただきますの。ペイパルでは、ネット上、早くて安全なお支払いができます。 ペイパルの口座をお持ちでない方は、無料で簡単に作ることもできますし、クレジットカードでのお支払いも可能です。

発送について
商品の発送は、お支払いを確認次第、ロイヤルメールにて行います。海外への郵送は営業日10~15日間くらいの見込みとなりますので、ご了承下さい。また、12月のご注文は、クリスマスの影響で郵便が遅くなる場合がありますので、早めのご注文をお勧めします。

ご注文方法
Eメールにて、件名に「HELP JAPAN」とご記入の上、下記の内容を送って下さい。
  1. ご注文の商品の名前と個数
  2. お名前
  3. ご住所と郵便番号
  4. (オプションのみ)追加の募金を希望の方は、金額をイギリスポンドにてご記入下さい。
(画面が変わらない場合は、makikohastings@gmail.com 宛にEメールを下さい。)

ご協力よろしくお願いします。xま

2012年9月2日

HELP JAPAN プロジェクト2の結果報告と南三陸町滞在記

暑い日本から戻ってきて一週間。お待たせしました。義援金活動の結果と南三陸町ボランティア活動のご報告です。(写真をクリックすると拡大表示できます)

第二回目の義援金活動HELP JAPAN プロジェクト2には、沢山の方にご協力ご支援いただき、本当にありがとうございました。ニュースがメディアから消えるとこんなにも反響が違うものかと、改めて痛感するほど今回は難しいスタートでしたが、それでも、皆さんのご協力のお陰で、417,000円の募金が集まりました。募金は8月に南三陸町の佐藤町長のもとへ直接届けさせていただきました。皆さん、本当にありがとうございました。

南三陸町には2泊滞在し、中一日はボランティア活動に参加してきました。町に入って真っ先に、防災庁舎跡を訪ねました。最後まで避難の呼びかけをした遠藤さんの話、屋上で津波にかぶりながら生還した町長の話、そして同時になくなった沢山の職員の方々の話。ニュースで見てきたそんな話を思い出しながら、無惨に残された骨組みだけの庁舎跡を下から見上げると、こんなに高いビルまで津波は飲み込んだのかと圧倒されます。本当に高いんです。13メートルくらいあるか、津波は更にそれ以上来たそうです。いったい誰が予想できたことでしょうか?
町の様子は、今では信号機や電柱が設置され、通れる道も増え、あの志津川病院は解体されてはいるものの、昨年9月に訪れた時(その時の様子はこちらをクリック)とあまり変わってないように見えました。破壊した車の山、無惨に壊れた防波堤の跡、基礎も見えなくなるほど夏草が生えた中心街の先の方には、昨年も見たがれきの山がまだ立ちそびえていて。地盤沈下した町の中心部は、今も満ち潮の度、海水に浸かったまま。
復興の兆しはどこに?皮肉なことに、私の両親の実家辺りや東京都心部、強いていうなら津波の被害に遭わなかった地域全てを見ると(もちろん福島の方々は違う局面に立たされていますが)、比べものにならない大きなギャップを感じてなりません。東京にいると、まるで何もなかったかのようにさえ感じてしまう。この南三陸町の姿を見ると胸が張り裂けそうです。言葉では表せないほど。やっぱり多くの方に実際自分の目で見てもらいたい。

それでも、やっぱり町は動いているんです。生きているんです。朝早くから働いている農家の人達。壊れた港で、一生懸命再建へと働いている漁師さん達。何もない敷地にぽつんと立つ仮のコンビニで働く高校生の女の子。新しい役場の隣にできた診療所に通うおばあさん。皆、一生懸命今日を生きています。少しずつ前進しています。それをしっかり見ていかなきゃと思いました。コンビニの女の子にお礼を言って、私達は宿に向かいました。


泊まった旅館、下道荘さんは、ブログのリンクで見つけました。津波はこの旅館もさらっていきました。美しい町を拠点とする観光業にとって、町の姿が変わってしまった現在においての再建を決意されるには、本当に迷いと、不安、苦労の積み重ねだったと思われます。それでも、今年2月、高台に旅館を再建、オープンされました。(下道荘さんの再建への道のりはこちら)彼らの強さには圧倒されます。美しい町の復興を信じ、町の人達の精神を信じ、貫いた素晴らしい結果です。旅館の正面には「絆 感謝」と熱い想いの込められたメッセージが掲げられていました。
下道荘さんから見えるきれいな海景色
下道荘さんでは、漁師の旦那さん、若旦那さんが朝早く獲ってきた新鮮な海の幸を一杯頂けます。私達も食べたことのないようなおいしい海の幸を頂きました。窓から海を見ながら、湯上がりの肌に当たる気持ちのいい潮風。ここに来て良かったと想う一時です。下道荘さんからは多くの事を学ばせてもらった気がします。

翌朝8時半。主人と義理息子と私で、ボランティア活動に参加しました。全国北から南からと本当にたくさんの方が集まり、中には一週間ほど来ている団体や、ボランティアリピーターの方も多くいました。全部でこの日は130人参加。私達の仕事は、町の中心から少し離れた地域での、がれきの分別でした。ニュース等では、がれき撤去はもう終了して、地元の産業のお手伝いが中心、などという話も聞きますが、ここ南三陸町はまだまだといった様子。ニュースでは届いていない現状を見たという感じです。
がれきは、コンクリートや瓦、アスファルト、金物、ガラス、陶器などと細かく分別されていき、まだ子供のおもちゃや靴などあらゆるものが出てきました。こうして分別して、最終的には処理をされるのでしょうが、がれき処理の問題は日本全国、まだ大きな課題が残されていますね。
38度の炎天下の作業は、やっぱり大変。 2リットルほどの水もあっという間になくなり、熱中症も考慮し、休憩も頻繁に配慮されました。ボランティア作業中は、現地の方々の気持ちを考慮し、撮影は禁止。3時の終了のサイン。ほっと気を安らげた瞬間、押し寄せる疲労感。目の前には、幾つもの新しいがれきの山ができていました。一日が終了。また新しい一日でがれきを撤去していく。少しずつ、復興へと近づいて。
旅館へ帰る途中、目に留まった幾つもピンクの旗。赤い旗は遺体が見つかった場所に立てられていたと、どこかで読んだことがあるのを思い出しました。あれから一年と半年が経とうとしています。このボランティア活動が亡くなった方々にとって、また南三陸町の未来にとって、意味のあるものになることを願ってなりません。

南三陸町に行く前に、陶芸フェスティバルでのワークショップで預かってきた写真とメッセージをまとめる作業をしました。200以上も集まった応援メッセージと手作りの鳥の写真は、日本語訳も合わせて、展示できるように模造紙に張り合わせました。未来を作る世代にと、主催者の意思も合わせ、地元の小学生達に届けようという目的で、作製しました。
学校は夏休み中だったので、教育委員長に直接お渡しし、町の小学校に巡回展示していただくようお願いしました。南三陸町には小学校が3つあります。私は、志津川小学校に足を運んだのですが、被災した戸倉小学校と現在合併していて、ちょうどその教頭先生にお会いする事が出来ました。メッセージの意図を説明すると、ご親切に小学生達の様子を少しお話ししていただけました。仮設に住む子供達も多く、中には遠くから5、60分かけてバス通いする子もいるそうです。小さいのに大変だなあと思いますが、やっぱりお友達と一緒に勉強できる方がいいんだろうなあ。教頭先生には、少し持参していた HELP JAPANの鳥をお渡しし、一年生達に配ってもらうようお願いしました。

南三陸町を後にする前夜、ぎりぎりで町の福興市かがり火祭りを見に行ってきました。福興市は新しくできたさんさん商店街の隣で設けられ、町の人達や来町者達でにぎわっていました。ヨーヨーすくいやかき氷に喜ぶ子供達の笑い声。祭り太鼓の演奏に歓声をあげる大人達。夜空に咲く花火達を見上げ、沢山の笑顔が浮かびます。自分たちの知っていた町の夏を、もう一度。

一人一人出来る事は小さくても、沢山集まれば大きな力につながります。

そんな私の想いが、あなたにも、そして少しでも多くの方々にも届くといいなあと願います。南三陸町のような町の復興支援は、いろんな形でできると思います。

実際に足を運んでみて下さい。
一度でもいいからボランティア活動に参加してみて下さい。
町の特産品を買ってみて下さい。(わかめ本当においしいです!)
町の事を知ってみて下さい。
みんなに広めて下さい。

考えれば、もっともっといろんな支援方法があると思いますので、みなさんもぜひ。

HELP JAPANの鳥希望の光キャンドルホルダー。在庫があるので、ある限り、またオンラインにて販売していきます。ご興味のある方はぜひ、ご注文下さい。注文方法はこちら、あるいは makikohastings@gmail.comまでEメールにてご連絡下さい。募金はまた南三陸町に届けさせていただきます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。xま

2012年8月7日

POTFESTに行ってきました。

湖水地方で毎年行われる3日間の陶芸フェスティバル POTFEST から帰ってきました。初めて参加した大きなイベントで疲れましたが、学ぶことも多く、沢山の陶芸家さんたちと出会い、楽しい経験となりました。不景気の中、お客さんの入り具合が例年より削減したようですが、多くの方々からよいコメントを頂き、売り上げも目標を達成することができました。私のスタンドの様子を少しご紹介します。(イメージをクリックすると拡大表示できます)
初日の私。まだ笑っています。(足が棒になる前)
HELP JAPANプロジェクトの作品も売らせていただき、沢山の方々にご協力、ご支援いただきました。また、このイベントの主催者であるGeoff & Chris Coxさんらのご支援により、作品を展示している大学生達が、子供達と一緒に鳥を作るワークショップを開いてくれていました。この鳥達を手に乗せて撮った写真が、メッセージと合わせて南三陸町の学校に届けられる予定です。

100人以上もの陶芸家達の集まるこのイベント。全ての方々のスタンドにゆっくり回ることはできませんでしたが、何人もの方々に過去の経験話をシェアしていただいたり、アドバイスを頂いたり、とても参考になりました。スタジオ作業は孤立しがちなもの。こういう機会は嬉しいひとときです。また、日本から毎年いらしているベテランの陶芸家、冬柴文廣さんとも、いろいろお話しすることができ、嬉しかったです。冬柴さん、ありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています。

来年も参加できるように、これからも頑張ります。xま

2012年6月29日

HELP JAPAN プロジェクト2

ストックのある限りオンラインでの販売は継続しています。

HELP JAPAN プロジェクト2って何?

昨年3月末、東北地方太平洋沖地震からの復興支援を目的として行った義援金募金活動、HELP JAPAN 1000 BIRDS プロジェクトに引き続く、第二弾の募金活動です。前回は、日本でもおなじみの千羽鶴の話を原点に手作りした陶器の鳥1000羽をネット等で販売し、売上金を全て義援金とした活動。世界中からの多くの方々のご協力により、約5000ポンド(当時のレートで約66万円)が集まり、全て日本赤十字に投資しました。 

まだまだ復興への道のりは長く、大変な日々の中、頑張る方達の手助けがしたい。海外のニュースでは日本の被災地のニュースが皆無な今日だからこそ、引き続き応援をして行く大切さを広める為にも、今年も始めます。一人一人が出来る事は小さくても、その一人一人が沢山集まれば力になると信じている私の思いの込められた活動、それがHELP JAPAN プロジェクト2です。


集まったお金はどこに届けられるのか?

昨年、赤十字等大きな機関に届いた募金がなかなか現地に届かないニュースを見て、今回はどこか一カ所でも直接お届けしたいと思いました。昨年の9月に、南三陸町を訪れて以来(その様子はこちらをクリック)、町の人達の現在の様子をいろいろなサイトで調べてきました。悲しみを乗り越え、ゼロから立ち上がろうとする地元の人達のたくましさ、そして笑顔。ぜひ町の人達を応援したい。義援金は今年の8月に、来日の際、南三陸町に直接届けさせて頂きます。(その様子はこちら


このプロジェクトはいつまで行われるのか?

ネット販売は7月31日まで行います。その後は、支払い準備のため、一度終了していますが、9月より、再開始しています。


誰が参加できるのか?

このブログにアクセスできる方ならどなたでも参加していただけます。この活動は、日本を始め、世界中の一人でも多くの方に参加していただけると、幸いです。


参加方法は?
ご協力していただける方法は、幾つかあります。そのうちに一つだけでも、あるいは多数の方法を選んでいただいても結構です。作品の中には限定品もありますのでお早めに。
その①:「HELP JAPAN BIRD」を購入する。
昨年の限定1000羽の鳥に引き続き、今回も鳥のストックを用意しています。売上金の100%が義援金として投資されます。この鳥には羽の代わりに HELP JAPANのロゴが刻まれています。少しでも多くの方々の協力により、地元の方々がまた新しい生活に安心して羽ばたいてもらえるような願いが込められています。手のひらサイズの鳥は箸置きとしても使え、海外ではお守りとしても親しまれたようです。 一羽一羽、手で作り上げ、色塗り、薬がけされて生まれた作品なので、写真と多少違いがある点はあらかじめご了承下さい。昨年の鳥の制作模様はこちらのビデオでご覧になれます。(今回の鳥には番号は施されていません)

その②:「希望の光」キャンドルホルダーを購入する。
この作品は、私の卒業作品の一つでもある「The Light of Hope」(こちらで見れます)を起点に、今回の活動の為に特別に創作したミニチュア版です。番号入りで60点用意しました。 鳥と同様に、売上金の100%が義援金として投資されます。 ろくろで挽いた磁器のキャンドルホルダーは、あえて薬がけせず、マットな仕上がりになっています。また、表面には一点一点手作業で施した点模様の涙が表現され、同時に次の世代へ繋げて行く「希望の光」のメッセージが押されています。キャンドルを灯すと、磁器独特の透過性により、涙模様とメッセージが浮き出るように見えます。一つ一つ手作りなので、 写真と多少違いがある点はあらかじめご了承下さい。
その③:募金だけする、あるいは
商品購入と合わせて追加の募金をする。
例えば、「昨年鳥を購入したので、今年は商品はいらない。」あるいは、「協力したいけど、少しだけでなら。」などなど、募金だけを希望される方。あるいは、商品購入と合わせて追加で募金を希望の方。大歓迎です。いくらでもかまいません。小さな力は、沢山集まれば大きな力になります。よろしくお願いします。
その④:もっと多くの人達に広める。
お友達やご家族、職場の方々。口コミ。つぶやき。ぜひ、多くの方に広めて下さい。ネット上の活動は、沢山の方に広まるからこそ、可能となります。フェイスブック、ツイッター、ブログなど、あらゆる手段で広めていただいて結構です。(ご自身のブログに載せていただく際には、この記事の写真のみの使用でお願いします。また、ご一報いただけると幸いです。)
いくら?
「HELP JAPAN BIRD」は、一羽 £4(4ポンド)となります。
「希望の光」キャンドルホルダーは、一つ £30 (30ポンド)となります。
それぞれに手数料が追加となります。手数料には、パッケージ代、郵送料、送金の際に加算されるペイパル基本手数料が含まれています。前記に関しては、義援金をより正確に収集する為に考慮させていただきましたので、ご了解下さい。
手数料は下記の通りになります。(海外在住の方々のために、全世界表示となっています。日本への郵送は、「その他の国」をご参照下さい。)

注文方法は?
Eメールでのご注文となり、お支払いは、ネット送金が安全で容易な、ペイパルを設定しています。 注文を確認次第、ペイパルのよるお支払い請求が、ご注文時と同じメールアドレス宛に送られますので、その方法に従ってお支払いしていただきます。お支払いは、ペイパル口座をお持ちの方も、お持ちでない方にも可能です。ペイパル口座をお持ちでない方には、クレジットカードやデビットカードでのお支払いが可能です。ペイパルへのご登録は非常に簡単です。請求は英語、(メッセージは日本語で添付致します)ならびにイギリスポンドで表示されますのであらかじめご了承ください。
いつ注文した品物が届くのか?
お支払い確認後にて郵送となります。英国ロイヤルメールによる通常海外便でのお届けになります。日本への到着はは営業日10日から15日間位の見込みとなります。特別郵便、特急便をご希望の方は、ご注文時にその旨ご連絡下さい。その際は、追加料金がかかりますのでご了承下さい。
返金や交換は可能か?
無利益による募金活動なので、手続きを円滑にする為にも、一度注文が届いてからの返金依頼や商品の交換はお預かり出来ませんので、あらかじめご了解ください。ご注文内容は必ずお確かめの上、Eメールしていただきますようお願いいたします。
その他質問等
ご注文において質問のある方は Eメールにてご連絡ください。
注文方法です。
件名に HELP JAPAN とご記入の上、下記の内容を必ずお確かめの上、Eメールにてご注文願います。
1)ご購入希望の商品名と数
例:鳥2羽、希望の光1つ
2)募金のみされる方、あるいは募金を追加希望される場合は、金額を イギリスポンド(£/GBP)にてご記入ください。この金額は、注文数に値する金額及び手数料に追加され、その合計金額が支払い請求に表示されます。
3)お名前
4)郵送先の住所と郵便番号
(画面が変換されない場合は、makikohastings@gmail.comまでEメールをお願い致します。)

ご協力よろしくお願い致します。xまき

2012年6月20日

南三陸町へ届ける希望の光

朝日の美しい南三陸町の海岸
このブログを見ていただいている方々の中には、昨年行ったHELP JAPAN PROJECT を覚えている方もいると思います。イギリスを拠点にブログのネットワークを利用して行った東北復興義援金募金活動です。まだまだ復興までの道のりは長く、始まったばかりだというの事実を、ニュースも聞かなくなった今だからこそ、世界中の多くの人達に知ってもらいたい。そして支援の輪を広げたい。そんな思いで、この夏もまた募金活動、HELP JAPAN PROJECT 2 を開始します。
実はこの8月、ボランティア活動に参加をしに、南三陸町を訪れます。その際に義援金を届ける試みです。今日は、その南三陸町について少し書きたいと思います。こちらイギリスでは漠然としかそれぞれの被災地が映されないので、この町のことをあえてブログ(英語版)に載せましたが、 日本では既に沢山の方々がニュース等で南三陸町を見ていると思います。それでも、こんな素敵な風景だったのかとか、町の人達の意気込みの素晴らしさを、少しでも多くの方々に伝えるお手伝いをさせていただく気持ちで、日本語版も書きたいと思います。
なぜ南三陸町を選択したのか?
昨年の活動では、日本赤十字に募金させていただきましたが、なかなか義援金が地域に届かなかったのも事実でしたよね。そのニュースを聞いて、かなりがっかりしたと同時に、被害の規模の大きさに、自分の出来る事のあまりの小ささを痛感しました。だからこそ、今度義援金を届けるなら、一つでもいいからどこかの被災地に直接届けたいと思ったのです。私は昨年の9月に南三陸町を訪れ(こちらの記事)、想像を遥かに超えるダメージの大きさを目前にし、また津波を逃れた地元の方のお話を聞きました。日に焼けた元漁師さんが、失ったお家の敷地内で、「海の見えないところに住むなんて考えられない」と涙目で言ったのが、忘れられません。それ以来、沢山のサイトを通じて南三陸町の人達が今どうやって生活しているか探し続けてきました。そして、どれを見ても感じた事が、町の人達のたくましさ、前向きな行動、そして子供達の笑顔。豊かな自然と文化に囲まれた町のほぼ全てを失った状況下で、ゼロから再出発する人達。出来る事を少しずつ、悲しみを乗り越えるかのように、一生懸命に前を向こうとする人達。町の再建の為に、そしてそれを励ますかのような子供達。明日へ、次の世代へ、繋げて行こうとする南三陸町の皆さんを少しでも支援したい。そう思ったからです。私の出来る事は小さくても、意味のある事と信じて。今年も頑張ります。
北ヨークシャーから 南三陸町へ
続けます・広めます・届けます
希望の光
それが HELP JAPAN PROJECT 2です。


最後に、南三陸町フリーペーパー1号に載せられたメッセージの一部を紹介したいと思います。

「まちの記憶 心に焼きつけて」


・・・私たちは、大自然のおそろしさとありがたさを知っている。
だから、生かされている身の謙虚さを忘れることはない。
先祖代々、そうしてきたように
どんな時にもあきらめることなく
明日を信じ続けよう。
自然とともに生きていこう。
手に手を取り合って 力を合わせれば
どんなことでも実現できると信じよう。
今を懸命に生きれば生きるほど記憶は美しい輝きを増すものだ。
豊かな山がゆっくりと 海の恵を育むように
幸せなみんなの町は きっといつか再生する。
どんな試練があったとしても 海のように大きな心を持とう。
この町を訪れる人たちとつながって 新しい力を取り込もう。
潮は満ち、潮は引き、今日も海を見ながら
私達はこの町で生きている。
里海に生きる誇りを しっかりと心に抱きながら。

イメージは以下から参照させて頂きました。

次回はいよいよ HELP JAPAN PROJECT 2オンラインの開始です。
皆さん、ぜひご協力ご支援よろしくお願いします。xま

こんな投稿もありました。