先日、ゴーダン·ボールドウィン氏の陶作展を見に行ったり、ジャッキー·リンさんのフェルトワークショップに参加したりと、久しぶりに気ままにリラックスした時間を過ごしました。どこに行っても、何をしても、頭の隅っこで大学の課題作業に追われているような気分が日常だった3年間と違い、とても良い休暇のようでした。さて、休んだ後は仕事の再開です。新しい出発です。頑張ります。xま
2012年5月29日
2012年5月22日
卒業展開始です。
ひいひい言いながらやってきた仕事と勉強の両立の3年間ももうすぐ終わり。大学の卒業展示会が始まりました。昨夜のオープニングには沢山の方々に来ていただいて、本当に感謝しています。今日はオープン前に撮影した私の3作品をご紹介です。
まずはろくろで挽いた磁器の明かりとコラージュの「The Light of Hope」。
日本の震災以来、特に9月に南三陸町を訪れて以来、私の出来る事を考えてきました。復興までの長い道のりにはまだまだ多くの支援が必要。それは、資金的の面だけでなく、人々のつながり、気持ちの面や、次の世代へ希望の種を育てる面など、様々な角度から考えられると思います。イギリスにいながら小さな私の出来る事は、支援を続ける事、より多くの方々に伝える事、そして希望の光を現地に届ける事だと思っています。もうすぐ始める予定のHELP JAPAN PROJECT 2 の意図も兼ねて、今回の創作に挑みました。(制作過程はこちら)ライトの表面には、涙模様とそれに対するようにメッセージが打たれています。
隣に展示したのは、新しいシリーズのテーブルウェアー「まぜこぜ」。
名前の通り、形や大きさ、色合わせをあれこれ混ぜて楽しめる、そんな想いから出発したものです。この作品は特に時間をかけて、何度も釉薬のテストを繰り返しました。色薬は今では容易に手に入るものの、あえて頼らずに、天然の酸化物だけを使用しました。セラミックアートが盛んなイギリスでも、「食の器」として高く豊かに評価される日本と違い、まだまだ軽視されがたいテーブルウェア。「まぜこぜ」は、食卓の楽しさを表現したいモットーで、版画のポスターとポートフォリオも合わせて用意しました。(制作過程はこちら)
最後に2月に大学外で展示した蓮の葉の池。(詳しくはこちらで見ることが出来ます。)
これからもますます頑張って行きますので、応援よろしくお願いします。xま
2012年5月18日
2012年5月15日
2012年5月10日
起きてほしくない時に起きるはなし。
失敗や事故とは起きてほしくない時に起きるもの?
昨夜、卒展直前の最後の焼きの前に、窯のエレメントが切れてしまいました。夜に修理のお願いをできる先もアドバイスを問い合わせる先もなく、薬がけした作品全部大学に持って行ける状態でもなく、しかも展示会準備は来週頭。普段から落ち着きのない(?)私は、もうパニクった訳で。あれこれネットで調べて(こちら)なんとかとりあえずの修理をし、焼きに入りました。上手く行きますように。大好きなバニラスライスを食して気を取り戻している過程の私です。xま
2012年5月1日
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