初の海外でのイベント CLAY2DAY から帰って来ました。オランダへの旅はなかなか良い経験でした。夜一泊できるフェリーでの旅も今回初めて。出発直後の夕日は忘れられないほどきれいでした。到着後の車での移動もスムーズで、ああ一安心と思いきや、会場について早々、びしょぬれのスタンドを目にして、パニック。他の陶芸家さん達は屋外でのイベント慣れしていて、雨風に耐えられるよう準備万端。車に乗る荷物を気にしていた私達は、雨よけ出来る装備は一切積んでこなかったので、早速出遅れ。地元の園芸店やDIY店にあわてて買い付けに行く始末。結局早々着いたものの、ちょっと観光なんて時間はありませんでした。なんとか、雨よけを作って、ディスプレイはせずに、宿泊先へ。
翌日は運良く天気にも恵まれ、気を取り直して、ディスプレイ。作品ほぼ全種類と最後のヘルプジャパンの鳥のストックも展示販売しました。2日目は更に快晴で、お客さんの入り具合も良く、こちらも楽しめました。お陰様で、ヘルプジャパンの鳥も全部完売しましたよー。募金については、また後ほどブログに書きますね。私のスタンドの様子をご紹介します。
会場はリンゴの果樹園。自然が一杯広がる中、素敵なデリや、お店、カフェなどもあり、全てオーガニック。土曜日の夜に行われた参加者の集いは、敷地内のファームハウスにて。山のように積まれた古いリンゴの木箱、木をディスプレイしたアート、高い天井から吊るされた可愛らしいシャンデリア、長テーブルに置かれたハーブ達、そして美味しいオーガニック料理。なんか「キンフォーク」してるみたいでしょ。楽しかったです。
滞在中、幾人かの素敵な陶芸家の方達とお話しすることが出来ました。ちょっとご紹介します。(名前をクリックすると、サイトにうつります。)
Sarah Michael さんはこのイベントの企画者。彼女に誘っていただいたお陰で、今回の旅が現実となりました。どうもありがとう。彼女の作品はどれも明るくで元気が出るものばかり。
Bob & Mary Kershaw さんたちはイギリスからの参加です。ヨーロッパでの展示はもう慣れっこで、いろいろコツなどを教えていただきました。ボブさんの滑らかに挽かれた器達とメアリーさんの手から生まれる不思議な生き物達。最近はお二人のコラボも盛んだそう。
Marcin Witkowski さんはポーランドからの参加です。明るく大胆な絵がマジョリカ技法の器に映えますね。 Marcinさんもちょくちょくヨーロッパ中を回って展示されているそうです。
最後にオランダの Job Heykamp さん。彼の作品の色合いといい、素材感といい、どれも美しくて見とれるものばかり。 笑顔の素敵な Jobさん、私の作品を見に来て、「おとぎの国のようだね」って言って下さいました。(褒め言葉として取らせていただきます!)
今回はゆっくり出来る時間がなかったので、今度オランダに行く際はもう少し見て回りたいと思います。また参加できるといいなあ。xま