2016年6月12日

日本滞在記③ NUSHISAさんにお邪魔しました。


最後の滞在記は、両親と一緒に美味しいランチを食べに行った素敵なお店を紹介します。

以前ブログに(この記事→)、木と漆塗りで作られた素敵な子供用のおさじのセット、co・zen(こぜん)のことを書きました。ひとつひとつ丁寧に手作業で作られるものは、手にとって使えば使うほどいいものですよね。子供にはちょっともったいないかと思っていたけれど、この「スペシャルスプーン」が出るとよく食べる(笑)ので、娘もやはり好きなんでしょう。今回の旅の間、このおさじを作っていただいた竹俣圭清さんの元へお邪魔してきました。

埼玉は吉川にある「NUSHISAの台所」。無農薬、有機栽培にこだわったお野菜と築地直送の新鮮なお魚を中心とした家庭料理のお店なのですが、ここで竹俣さんの作られた家具と器でお食事ができるのです。開店直後に入ってみると、気持ちよさそうに置かれている素敵なテーブルや椅子たちが目に飛び込んできました。温かみのある木の家具たちは、形もそれぞれ違っていて、椅子なんて特に見ていても楽しい。娘もこっちに座る、あっちに座ると。予約連絡をしていたので、ご主人の竹俣さんがいらっしゃって、ちょっとまだ恥ずかしそうな娘と遊んでくださいました。うふっ。

http://www.nushisa.com/banana/2577268

この日の献立は、
ヌシサ団子の甘酢合わせ
きんぴらごぼう
春雨の酢の物
茄子の味噌炒め
青菜のナムル
ワカメときのこの味噌汁
ほしえびのふりかけごはん
デザートは抹茶ガトーショコラ、ブルーベリーとクリームチーズのケーキ

でした。聞いてるだけでもよだれが出そうでしょう。本当に美味しくいただきました。こういう手の込んだ日本の家庭料理がおうちでも作れるといいでしょうね。全く作れない情けない私なので、ごめんね、旦那さん。娘といると落ち着かなくて、写真が上手に撮れなかったので、NUSHISAさんのブログからの一枚をどうぞ。こんな風にお料理出されるとウキウキしちゃいますよね。しかも、私たち5人分それぞれ違う器に盛られて、目でも楽しめちゃうのはこういうこと。実際に使ってみて思ったのが、木の器って軽くて手に優しく暖かい。当たり前かもしれないけど、陶器に慣れているとあえて思うこの快感さ。しかも、漆塗りの器っていうと、朱色と黒のツヤツヤしたものとしかピンとこなかった私にとって、竹俣さんの作る漆塗りの器は全く別世界のもの。独特の色合いや手触りは、穏やかで優しくて、「地に着いた」というか「裏表がない」というか、そんな正直な感じがしました。今まで見てきたツヤツヤのどこかツンととんがった表情の漆塗りからは感じ取れない魅力が目からも、手にとってみても、お料理を通しても、感じられました。木の器でいただくご飯とお味噌汁。木の器で飲む食後のコーヒー。なんとも新鮮な経験。ああ、器ってやっぱり楽しい。食後には竹俣さんに漆塗りのお話なども聞かせていただいて、とても素敵な時間でした。貴重なお時間を割いていただいてありがとうございました。


ちなみに、おにぎりセットを注文した娘には、あのスペシャルスプーンがついてきましたが、テーブルに用意されていた幾つかの大きなおさじ(取り用かな?)を見つけて、それで大きな口を開けて食べていました。美味しかったんだね、そうやって食べるのが(笑)。


私たちは沢山ある竹俣さんの作品の中から(どれも素敵で選ぶのが大変)上の写真のお皿2つを持って帰ってきました。何をのせようかなと考えながら使うのが楽しみです。

NUSHISAさんのサイトはこちら(からご覧になれます。まx

2 件のコメント:

  1. まきさん

    こんにちは。日本では貴重なお時間をありがとうございました。
    使われている器がそれぞれ違うだなんて、想像して私もワクワクしました。私も機会があればこのお店、是非訪問してみたいと思いました♪それにしても、大きなスプーンをペロリ、美味しさが伝わる素敵な写真ですね。

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    1. こちらこそありがとうございました。家族の皆さんにもお会いできて嬉しかったです。小籠包も美味しかったですねえ。食べること大好きなので、また機会があれば一緒にランチしましょうね。ぬしささんもぜひ、機会があれば行ってみてください。竹俣さんは時々都内のどこかで展示と一緒にお食事も出す企画もされたりするので、ブログまたはFBをチェックするのもアリかと思います。

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