2014年7月19日

週末のスタジオ


サブリナが保育園に行き始めたと同時に、私も仕事に復帰。といっても、これはワークショップ講師の仕事のみで、自分のスタジオ作業にはまだ本格的に戻っていません。全く時間が取れないのが現状。唯一可能なのは、週末の数時間、旦那に娘の面倒を見てもらっている間だけ。保育園に行き始め、週3回朝から夕方まで一日中私に会っていないせいか、最近後追いするようになって、大変。お父さんだと、お昼寝させることすら難しくなってしまったり。それでも、ここ数週間の週末になんとか時間を取り、10月の個展に向けて(小さいながら初めての個展です!)スタジオ作業を開始しました。久しぶりの土の感触はいいものです。xま

2014年7月4日

一歳


お陰様で一年が経ちました。「あっという間」という言葉では表せきれないないような本当に早い一年でした。新しい生命の誕生とともに、どん底に突き落とされたような気持ちに追い込まれた一年前。ここまでやってこれると思ったかと言えば、嘘になります。

初めてマンチェスターの目の専門病院に行った際、女性のお医者さんが「楽しんでね」と私達に言ったのを今もはっきり覚えています。娘の目の状態を知らされて先も真っ暗だった時に「楽しんでね」なんてと思いました。でも、彼女の言葉はそんな時だったからこそ、まさにその通りだったのです。困難な目の状態で産まれたばかりの子を連れてこられた何人もの親御さん達を見てきたからこそ。辛く悲しく、混乱した状態で、不安や心配だけが先走り、赤ちゃんの成長を見るという喜びに目を向ける事を忘れてしまいがちな親御さんたちを見てきたからこそ、言える言葉だったんだと思います。私達も同じでした。あの言葉がなければ、娘の成長を笑顔で見守り、まさに「楽しむ」事が出来なかったかもしれません。

赤ちゃんの成長って本当に早いものですね。もちろん、娘の場合、遅れをとった彼女なりのゆっくりペースでしたが、それでも、一日、一週間、一ヶ月、少しずつ変化が見られたことには心が温まるものでした。

前回の記事以降、娘の人見知りのひどさを考慮した保育園の園長先生に薦められ、私の仕事復帰一ヶ月前から練習を始めさせていただきました。私と一緒に週2回遊びに行かせてもらい、少しずつ時間を延ばし、私との距離も開けていったりと、ゆっくり慣らせていただきました。最初は号泣していた娘も、お陰様で随分落ち着きました。色々アドバイスして下さったスタッフの方々には本当に感謝です。保育園に行き始めて他の赤ちゃんのいる環境においてから、精神的だけでなく、肉体的にも成長が見えてきました。気がついたら、ハイハイやつかまり立ちが出来るようになった娘。今では、視覚からの好奇心一杯、あちこち動き回っています。こんな日を目にするなんて、盲目といわれた一年前は考えてもみませんでした。嬉しい限りです。xま


1歳のお誕生日おめでとう!

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