2012年6月29日

HELP JAPAN プロジェクト2

ストックのある限りオンラインでの販売は継続しています。

HELP JAPAN プロジェクト2って何?

昨年3月末、東北地方太平洋沖地震からの復興支援を目的として行った義援金募金活動、HELP JAPAN 1000 BIRDS プロジェクトに引き続く、第二弾の募金活動です。前回は、日本でもおなじみの千羽鶴の話を原点に手作りした陶器の鳥1000羽をネット等で販売し、売上金を全て義援金とした活動。世界中からの多くの方々のご協力により、約5000ポンド(当時のレートで約66万円)が集まり、全て日本赤十字に投資しました。 

まだまだ復興への道のりは長く、大変な日々の中、頑張る方達の手助けがしたい。海外のニュースでは日本の被災地のニュースが皆無な今日だからこそ、引き続き応援をして行く大切さを広める為にも、今年も始めます。一人一人が出来る事は小さくても、その一人一人が沢山集まれば力になると信じている私の思いの込められた活動、それがHELP JAPAN プロジェクト2です。


集まったお金はどこに届けられるのか?

昨年、赤十字等大きな機関に届いた募金がなかなか現地に届かないニュースを見て、今回はどこか一カ所でも直接お届けしたいと思いました。昨年の9月に、南三陸町を訪れて以来(その様子はこちらをクリック)、町の人達の現在の様子をいろいろなサイトで調べてきました。悲しみを乗り越え、ゼロから立ち上がろうとする地元の人達のたくましさ、そして笑顔。ぜひ町の人達を応援したい。義援金は今年の8月に、来日の際、南三陸町に直接届けさせて頂きます。(その様子はこちら


このプロジェクトはいつまで行われるのか?

ネット販売は7月31日まで行います。その後は、支払い準備のため、一度終了していますが、9月より、再開始しています。


誰が参加できるのか?

このブログにアクセスできる方ならどなたでも参加していただけます。この活動は、日本を始め、世界中の一人でも多くの方に参加していただけると、幸いです。


参加方法は?
ご協力していただける方法は、幾つかあります。そのうちに一つだけでも、あるいは多数の方法を選んでいただいても結構です。作品の中には限定品もありますのでお早めに。
その①:「HELP JAPAN BIRD」を購入する。
昨年の限定1000羽の鳥に引き続き、今回も鳥のストックを用意しています。売上金の100%が義援金として投資されます。この鳥には羽の代わりに HELP JAPANのロゴが刻まれています。少しでも多くの方々の協力により、地元の方々がまた新しい生活に安心して羽ばたいてもらえるような願いが込められています。手のひらサイズの鳥は箸置きとしても使え、海外ではお守りとしても親しまれたようです。 一羽一羽、手で作り上げ、色塗り、薬がけされて生まれた作品なので、写真と多少違いがある点はあらかじめご了承下さい。昨年の鳥の制作模様はこちらのビデオでご覧になれます。(今回の鳥には番号は施されていません)

その②:「希望の光」キャンドルホルダーを購入する。
この作品は、私の卒業作品の一つでもある「The Light of Hope」(こちらで見れます)を起点に、今回の活動の為に特別に創作したミニチュア版です。番号入りで60点用意しました。 鳥と同様に、売上金の100%が義援金として投資されます。 ろくろで挽いた磁器のキャンドルホルダーは、あえて薬がけせず、マットな仕上がりになっています。また、表面には一点一点手作業で施した点模様の涙が表現され、同時に次の世代へ繋げて行く「希望の光」のメッセージが押されています。キャンドルを灯すと、磁器独特の透過性により、涙模様とメッセージが浮き出るように見えます。一つ一つ手作りなので、 写真と多少違いがある点はあらかじめご了承下さい。
その③:募金だけする、あるいは
商品購入と合わせて追加の募金をする。
例えば、「昨年鳥を購入したので、今年は商品はいらない。」あるいは、「協力したいけど、少しだけでなら。」などなど、募金だけを希望される方。あるいは、商品購入と合わせて追加で募金を希望の方。大歓迎です。いくらでもかまいません。小さな力は、沢山集まれば大きな力になります。よろしくお願いします。
その④:もっと多くの人達に広める。
お友達やご家族、職場の方々。口コミ。つぶやき。ぜひ、多くの方に広めて下さい。ネット上の活動は、沢山の方に広まるからこそ、可能となります。フェイスブック、ツイッター、ブログなど、あらゆる手段で広めていただいて結構です。(ご自身のブログに載せていただく際には、この記事の写真のみの使用でお願いします。また、ご一報いただけると幸いです。)
いくら?
「HELP JAPAN BIRD」は、一羽 £4(4ポンド)となります。
「希望の光」キャンドルホルダーは、一つ £30 (30ポンド)となります。
それぞれに手数料が追加となります。手数料には、パッケージ代、郵送料、送金の際に加算されるペイパル基本手数料が含まれています。前記に関しては、義援金をより正確に収集する為に考慮させていただきましたので、ご了解下さい。
手数料は下記の通りになります。(海外在住の方々のために、全世界表示となっています。日本への郵送は、「その他の国」をご参照下さい。)

注文方法は?
Eメールでのご注文となり、お支払いは、ネット送金が安全で容易な、ペイパルを設定しています。 注文を確認次第、ペイパルのよるお支払い請求が、ご注文時と同じメールアドレス宛に送られますので、その方法に従ってお支払いしていただきます。お支払いは、ペイパル口座をお持ちの方も、お持ちでない方にも可能です。ペイパル口座をお持ちでない方には、クレジットカードやデビットカードでのお支払いが可能です。ペイパルへのご登録は非常に簡単です。請求は英語、(メッセージは日本語で添付致します)ならびにイギリスポンドで表示されますのであらかじめご了承ください。
いつ注文した品物が届くのか?
お支払い確認後にて郵送となります。英国ロイヤルメールによる通常海外便でのお届けになります。日本への到着はは営業日10日から15日間位の見込みとなります。特別郵便、特急便をご希望の方は、ご注文時にその旨ご連絡下さい。その際は、追加料金がかかりますのでご了承下さい。
返金や交換は可能か?
無利益による募金活動なので、手続きを円滑にする為にも、一度注文が届いてからの返金依頼や商品の交換はお預かり出来ませんので、あらかじめご了解ください。ご注文内容は必ずお確かめの上、Eメールしていただきますようお願いいたします。
その他質問等
ご注文において質問のある方は Eメールにてご連絡ください。
注文方法です。
件名に HELP JAPAN とご記入の上、下記の内容を必ずお確かめの上、Eメールにてご注文願います。
1)ご購入希望の商品名と数
例:鳥2羽、希望の光1つ
2)募金のみされる方、あるいは募金を追加希望される場合は、金額を イギリスポンド(£/GBP)にてご記入ください。この金額は、注文数に値する金額及び手数料に追加され、その合計金額が支払い請求に表示されます。
3)お名前
4)郵送先の住所と郵便番号
(画面が変換されない場合は、makikohastings@gmail.comまでEメールをお願い致します。)

ご協力よろしくお願い致します。xまき

2012年6月20日

南三陸町へ届ける希望の光

朝日の美しい南三陸町の海岸
このブログを見ていただいている方々の中には、昨年行ったHELP JAPAN PROJECT を覚えている方もいると思います。イギリスを拠点にブログのネットワークを利用して行った東北復興義援金募金活動です。まだまだ復興までの道のりは長く、始まったばかりだというの事実を、ニュースも聞かなくなった今だからこそ、世界中の多くの人達に知ってもらいたい。そして支援の輪を広げたい。そんな思いで、この夏もまた募金活動、HELP JAPAN PROJECT 2 を開始します。
実はこの8月、ボランティア活動に参加をしに、南三陸町を訪れます。その際に義援金を届ける試みです。今日は、その南三陸町について少し書きたいと思います。こちらイギリスでは漠然としかそれぞれの被災地が映されないので、この町のことをあえてブログ(英語版)に載せましたが、 日本では既に沢山の方々がニュース等で南三陸町を見ていると思います。それでも、こんな素敵な風景だったのかとか、町の人達の意気込みの素晴らしさを、少しでも多くの方々に伝えるお手伝いをさせていただく気持ちで、日本語版も書きたいと思います。
なぜ南三陸町を選択したのか?
昨年の活動では、日本赤十字に募金させていただきましたが、なかなか義援金が地域に届かなかったのも事実でしたよね。そのニュースを聞いて、かなりがっかりしたと同時に、被害の規模の大きさに、自分の出来る事のあまりの小ささを痛感しました。だからこそ、今度義援金を届けるなら、一つでもいいからどこかの被災地に直接届けたいと思ったのです。私は昨年の9月に南三陸町を訪れ(こちらの記事)、想像を遥かに超えるダメージの大きさを目前にし、また津波を逃れた地元の方のお話を聞きました。日に焼けた元漁師さんが、失ったお家の敷地内で、「海の見えないところに住むなんて考えられない」と涙目で言ったのが、忘れられません。それ以来、沢山のサイトを通じて南三陸町の人達が今どうやって生活しているか探し続けてきました。そして、どれを見ても感じた事が、町の人達のたくましさ、前向きな行動、そして子供達の笑顔。豊かな自然と文化に囲まれた町のほぼ全てを失った状況下で、ゼロから再出発する人達。出来る事を少しずつ、悲しみを乗り越えるかのように、一生懸命に前を向こうとする人達。町の再建の為に、そしてそれを励ますかのような子供達。明日へ、次の世代へ、繋げて行こうとする南三陸町の皆さんを少しでも支援したい。そう思ったからです。私の出来る事は小さくても、意味のある事と信じて。今年も頑張ります。
北ヨークシャーから 南三陸町へ
続けます・広めます・届けます
希望の光
それが HELP JAPAN PROJECT 2です。


最後に、南三陸町フリーペーパー1号に載せられたメッセージの一部を紹介したいと思います。

「まちの記憶 心に焼きつけて」


・・・私たちは、大自然のおそろしさとありがたさを知っている。
だから、生かされている身の謙虚さを忘れることはない。
先祖代々、そうしてきたように
どんな時にもあきらめることなく
明日を信じ続けよう。
自然とともに生きていこう。
手に手を取り合って 力を合わせれば
どんなことでも実現できると信じよう。
今を懸命に生きれば生きるほど記憶は美しい輝きを増すものだ。
豊かな山がゆっくりと 海の恵を育むように
幸せなみんなの町は きっといつか再生する。
どんな試練があったとしても 海のように大きな心を持とう。
この町を訪れる人たちとつながって 新しい力を取り込もう。
潮は満ち、潮は引き、今日も海を見ながら
私達はこの町で生きている。
里海に生きる誇りを しっかりと心に抱きながら。

イメージは以下から参照させて頂きました。

次回はいよいよ HELP JAPAN PROJECT 2オンラインの開始です。
皆さん、ぜひご協力ご支援よろしくお願いします。xま

2012年6月16日

あめあめふれふれかあさんが。

日本は梅雨に入ったそうな? 6月と言えば夏日和のはずのイギリスも、 日本の梅雨に負けず、今年は、雨、雨、 雨、 大雨ー!!! そんな大雨の中、めげずにクラフトフェアーに足を運んで下さった方々には、本当に感謝です。お陰様で、今日は、約300ポンドの HELP JAPAN 義援金が集まりました。ありがとうございました。
昨年の今頃はこんなだったのに。
お日様どこに行ってしまったの??

さて、気を取り直して。次回は募金活動をするにあたって、南三陸町の事をちょっと触れたいと思います。xま

2012年6月12日

嵐の前の静けさ(もないっ)


忙しいのは何よりですが、間に合うかしらと半信半疑なまま毎晩せこせこ作業している私。今週末、地元でクラフトフェアーに参加します。HELP JAPAN の鳥も登場しますよ。ちなみに先週末の地元紙に記事が載りました。(こちらをクリック)
オンラインでの HELP JAPANプロジェクトはフェアーの後、このブログで始めますのでもう少しお待ち下さい。よろしくお願いします。xま

2012年6月7日

感謝と出発の6月

あっという間に6月。イギリスの夏もすぐそこまで。お伝えしたいこの夏の予定も沢山。ですが、その前にまずお礼から。沢山の方に卒展の感想を頂き、どうもありがとうございました。幾人かの方から、「The Light of Hope」の内容をよく見てみたいとご希望のメールを頂いたので、制作模様をもう少しご紹介します。(イメージをクリックすると拡大表示できます)
日本の両親から震災以来集めてもらっていた新聞記事。本来は、募金活動の情報収集の為に取り寄せたものですが、卒展の製作中、思い立って使ってみることにしました。こちらでは震災後のニュースが皆無な今だからこそ、これからも支援が必要な事を伝える為にも価値があると思ったからです。でも、過去の辛い記事や写真を作品の一部に取り上げる事は、日本の方々に失礼に当たるのではないかと懸念しましたが、復興に向けて前を向く人達、そして子供達の表情は、未来につながる希望の光。言葉の壁を越えてなんとか表現しようとコラージュに試みました。
もうすぐ開始する HELP JAPAN PROJECT 2 の為に、 実はこの作品の限定ミニ版なるものを只今製作中です。そして… 小鳥達もまた羽ばたく準備中です。
今回は義援金を南三陸町に直々届ける予定。もうすぐ始めますよー。
そして、この夏は初めて陶芸フェスティバルに参加します。恩師との出会いでもあった場所。いろんな想いが募ったイベント。ますます創作活動に気合いが入ります。
ではでは、今日はこの辺で。xま

こんな投稿もありました。