(インフォメーションのみ。このポストは5月12日に更新されています。)
HELP JAPAN 1000 BIRDS PROJECTって何?
北イギリスで陶芸を学んでいる日本人、ヘイスティング真起子によって開始。2011年 3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震からの復興の手助けを目的とした義援金募金活動です。被災地で頑張っている人達を応援する為に、小さな自分も何か出来ないかと思って始めました。日本でもおなじみの千羽鶴の話を原点に手作りした陶器の鳥1000羽をネット等で販売し、売上金を全て義援金へ投資。一人一人が出来る事は小さくても、その一人一人が沢山集まれば力になると信じている私の思いの込められた活動です。
どんな鳥?
(イメージをクリックすると拡大表示できます)
私の作品 bird&building box のデザインが原点のこの鳥は、一羽一羽、手で作り上げ、色塗り、薬がけされて生まれました。この鳥には羽がありません。その代わりに HELP JAPANのロゴが刻まれています。少しでも多くの方々の協力により、被災者の方々がまた新しい生活に安心して羽ばたいてもらえるような願いが込められています。鳥の尾には0001から1000までの通し番号が記されています。手のひらサイズの鳥は箸置きとしても使え、海外ではお守りとしても親しまれたようです。
鳥の制作模様はこちらのビデオでご覧になれます。
誰がどうやって参加したの?
このブログ SHIN SHINを通じて一般公開されたので、このブログを訪れた方ならどなたでも参加していただけました。ご注文方法は Eメールにて、お支払いはペイパルの請求にて行われました。オンラインのご注文は合わせて176件頂きました。拠点としたイギリスを始め、北アイルランド、アメリカ、カナダ、 オーストラリア、ニュージーランド、イタリア、ドイツ、オランダ、オーストリア、スイス、ベルギー、ノルウェー、デンマーク、スロバニア、イスラエル、南アフリカ、シンガポール、マレーシア、そして被災した日本の方々からもと、世界中の皆さんにご協力いただきました。鳥たちは一羽一羽包まれ、お礼の手書きのメッセージと一緒にロイヤルメールにて届けられました。オンラインのご注文で、日本を支援していただいた方のお家の飛んで行った鳥は、合計で730羽。残りの 270羽は地元の復活祭でのお店やスタジオから直接買われていきました。
いくらなの?
一羽£3.50(3ポンド50ペンス)で、これにP&P(パッケージ代、送料及び手数料)が追加となりました。また、ご希望により追加の義援金の受付も行いました。
このプロジェクトはどのくらい続いたの?
イギリス時間2011年3月27日に一般公開販売を始めたこの活動は、今後の被災地の復興が長く続くのを想定して、1000羽の鳥が羽ばたくまで 今後もこのブログを通じて続けていく長期戦の予定でした。しかし、活動は予期せぬ程の早さで広まったため、注文が1000羽に達し、募金のお支払いが全て確認された翌月4月30日に終了しています。
皆さんのブログやソーシャルネットワークサイトによって情報を広めていただいたお陰の結果なので、ご支援いただいた方々には心から感謝いたします。
いくら集まったの?
鳥のプロジェクトで合計3975ポンド集まりました。これに4月23日に地元で行われた復活祭でのHELP JAPAN HANDMADE ART SALEでの募金と合わせて、合計4933ポンド20ペンス(支払日のレートで約66万円)の募金が集まりました。
集まったお金はどこに行ったの?
日本赤十字に在英国日本大使館経由で振り込まれました。日本赤十字に振り込まれた募金は義援金配分委員会を通じ、被災者の方々へ届けられます。
皆様からのご支援ご協力、本当にありがとうございました。
震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の方々が一日も早く安心した生活を迎えられるよう、心から願っております。ヘイスティング真起子
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