2011年5月25日

サマセットラブな訳② アーティストとの出会い。

気になるアーティストに直接会えるって素敵ですよね。時間さえあれば、ちょっとお話しして、いつも気になっていた事を聞いたりも出来たり。素敵な作品が生まれるスタジオにお邪魔できるとなると、作業の過程などを見る事が出来るだけでなく、インスピレーションも吸収できたりで、 それはもうラッキーなこと。そんな夢が叶ってしまった今回の旅。大好きなクレア·ローダーさんのスタジオにお邪魔させて頂きました。
クレアさんの作品である風変わりな顔たちを、いつだったか陶芸雑誌で見て以来、ずっと気になっていたのですが、実際には昨年ロンドンでの展示会で初めてお会いしました。その時のドキドキ感は今も覚えています。今回、出発間際でのメールに返事を頂いた際は、もう嬉しくて興奮状態の私。沢山の質問にも熱心にお答えいただいたり、興味のある事などを一緒にお話しできたり、私の大学の勉強や作品活動にも応援、そしてアドバイスを頂いたりと、本当に感謝感激のあっという間の2時間あまり。(すいません、忙しいのに長居で。)スタジオから持って返って来た彼女の作品も我が家に仲間入りです。鏡の大好きなクレアさんのサイト、素敵な発見が一杯ですよ。
うちに引っ越して来たクレアさんの作品:)

今回の旅行でもう一つ運が良かったのは、ピーター·ブレイク氏の展示会にタイミングよく行けた事。展示会が開かれたのは、3年の改装工事が終わって再オープンしたばかりのホルボーン美術館。彼の作品はビートルズのサージェントペパーのLPジャケットで有名ですが、今回の作品はもっと個人的なコレクションを集めたコラージュなど。人によっては、がらくたとしか見えないようなものも、宝探しともなるとここぞとばかりに燃えてしまう私としては、興味津々の展示でした。
ピーター·ブレイク氏による「a museum for myself」から
正面は昔からの風合いを残しながら、後ろ側は近代的な建物という、新古の調和のとれたこの美術館。その改装作業中の様子をアーティストによって描かれたスケッチも展示してありました。(その様子はこちら)こんなふうにスケッチできるといいなあと思う私ですが、それでも相変わらずの「らくがき」は滞在中結構しました。次回はその「らくがき」が登場します。興味があったらぜひ見に来てください。xま

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