2014年12月14日

日本が恋しくなるこの頃


ブログを更新しない間、我が家は病人2人との慌ただしい毎日でした。サブリナと私で風邪を引いて治ってはまた次ぎにと、繰り返し具合が悪くなってしまって、只今3回目の風邪と闘っています。つらそうにしている娘を見ると本当にかわいそうだけど、そんな娘を面倒見る私も風邪っぴきど真ん中だったりしてて、こっちもつらいんですけどって、涙。本当子育てってしんどいわー。お医者さんによると、今年は特に悪い年らしく、現在4種類のウイルスがまわってるそうな。って、もう一回風邪引くわけ―?勘弁して下さい。

先日のサブリナの心臓の定期検診の際の話だと、来年の春夏あたりにサブリナの心臓の手術が行われる予定です。左目の角膜移植手術以来、また大手術になるので心配が途絶えません。でも、手術をすることによって、彼女の体も生活もよくなるわけなので、しかも、無事に終われば、いよいよ念願の日本へ飛べる事になるので、その日が来るのを待ち遠しく思いながら、手術が上手くいく事を願うばかりです。xま

2014年10月19日

秋満喫


今年は随分穏やかなこの季節。風があっても暖かく、お日様もぽかぽか。コートいらずのお散歩が楽しい週末です。xま

2014年10月13日

今年もまた


今年もまた、まきおばさんが例のものをせこせこ作り始めました。xま

2014年10月2日

初個展です!


今週末から一ヶ月間「まぜこぜ」シリーズが、Ropewalk Galleryさんで展示されます。小さいながら、私にとっては初の個展となるので、ドキドキです。xま

2014年9月22日

新顔


新しい「まぜこぜ」。来月行われる初個展の一作品です。ギャラリー発行のパンフに記事が載ってます。(こちら)xま

2014年9月16日

勝手がいいはなし。


子育てをまた理由にしてしまいますが、家事もままならない上に、やっぱり優先順位の下の方の仕事は今年はやめています。その一つが庭いじり。うちの小さな野菜畑は黒いシートを敷いたまま。私が手掛けた花壇も今年はほったらかし。それでも、比較的手入れの必要ない(?)多年草や球根類は勝手に育ってくれています。このダリアもその一つ。こんな明るい色が目に映ると、ほったらかしの花壇も、うちの中も、とても元気になります。xま

2014年9月5日

Fishink ブログ


この夏、マンチェスター在住のイラストレーターのクレイグさんにインタビューされました。その内容と沢山の私の作品のイメージが、彼の素敵なブログに紹介されました。とても良く書いていただいて嬉しい限りです。英語のみですが、どうぞこちらでご覧下さい。xま

2014年8月27日

今度はめがねです。


サブリナのめがねが出来てからもう一ヶ月。弱視の右目の強化のため、アイパッチも続けながらの、更に新しい訓練開始。とはいっても、13ヶ月の幼児とめがね。そう簡単に上手くいかないのです。というか、全く続きません。すぐ取っちゃうもの。とにかく気を紛らわすように、何か持たせたり、手をつないで遊んだり、考えつくようなことはやってますが、(先日は両手に靴下かぶせて、泣きながら1分続いたけど、目つむってるから意味ないって!)大変だわー。めがねの訓練は、そもそも脳の働きを維持するため。右目を使わず、脳の経路が止まってしまうと、大きくなってから、しかもまた移植手術をしたとしても、脳がついてこなくて目が機能しないそうです。だから、訓練が今大事なのは分かっているものの、いったいどうやったらねえ。いい案あったらどうか教えて下さい。xま

2014年7月19日

週末のスタジオ


サブリナが保育園に行き始めたと同時に、私も仕事に復帰。といっても、これはワークショップ講師の仕事のみで、自分のスタジオ作業にはまだ本格的に戻っていません。全く時間が取れないのが現状。唯一可能なのは、週末の数時間、旦那に娘の面倒を見てもらっている間だけ。保育園に行き始め、週3回朝から夕方まで一日中私に会っていないせいか、最近後追いするようになって、大変。お父さんだと、お昼寝させることすら難しくなってしまったり。それでも、ここ数週間の週末になんとか時間を取り、10月の個展に向けて(小さいながら初めての個展です!)スタジオ作業を開始しました。久しぶりの土の感触はいいものです。xま

2014年7月4日

一歳


お陰様で一年が経ちました。「あっという間」という言葉では表せきれないないような本当に早い一年でした。新しい生命の誕生とともに、どん底に突き落とされたような気持ちに追い込まれた一年前。ここまでやってこれると思ったかと言えば、嘘になります。

初めてマンチェスターの目の専門病院に行った際、女性のお医者さんが「楽しんでね」と私達に言ったのを今もはっきり覚えています。娘の目の状態を知らされて先も真っ暗だった時に「楽しんでね」なんてと思いました。でも、彼女の言葉はそんな時だったからこそ、まさにその通りだったのです。困難な目の状態で産まれたばかりの子を連れてこられた何人もの親御さん達を見てきたからこそ。辛く悲しく、混乱した状態で、不安や心配だけが先走り、赤ちゃんの成長を見るという喜びに目を向ける事を忘れてしまいがちな親御さんたちを見てきたからこそ、言える言葉だったんだと思います。私達も同じでした。あの言葉がなければ、娘の成長を笑顔で見守り、まさに「楽しむ」事が出来なかったかもしれません。

赤ちゃんの成長って本当に早いものですね。もちろん、娘の場合、遅れをとった彼女なりのゆっくりペースでしたが、それでも、一日、一週間、一ヶ月、少しずつ変化が見られたことには心が温まるものでした。

前回の記事以降、娘の人見知りのひどさを考慮した保育園の園長先生に薦められ、私の仕事復帰一ヶ月前から練習を始めさせていただきました。私と一緒に週2回遊びに行かせてもらい、少しずつ時間を延ばし、私との距離も開けていったりと、ゆっくり慣らせていただきました。最初は号泣していた娘も、お陰様で随分落ち着きました。色々アドバイスして下さったスタッフの方々には本当に感謝です。保育園に行き始めて他の赤ちゃんのいる環境においてから、精神的だけでなく、肉体的にも成長が見えてきました。気がついたら、ハイハイやつかまり立ちが出来るようになった娘。今では、視覚からの好奇心一杯、あちこち動き回っています。こんな日を目にするなんて、盲目といわれた一年前は考えてもみませんでした。嬉しい限りです。xま


1歳のお誕生日おめでとう!

2014年5月12日

お別れの時


ついにさよならを言う日が来てしまった。毎年毎年、もうこれまでかというところで、また一年と頑張ってきたあなた。とうとうお別れです。20年間(私とは10年間)お疲れさまでした。寂しいなあ。xま

2014年5月7日

10ヶ月


あっという間です。早いです。ブログの更新はおろか、家事も半分ほったらかしての(ごめんね旦那さん)子育てでも、時間がめまぐるしく過ぎていきます。もうすぐ日本からおじいちゃんおばあちゃんが会いにきます。一番楽しみにしているのは、サブリナより私の方です。xま

2014年3月28日

春は準備期間?

冬のお散歩に必須だったクマさんスーツもそろそろ終わりかな?

あっという間にもうすぐ4月ですね。時間の経過がとにかく早い。ヨークシャーはまだまだ寒いですが、春はもうすぐそばまで来ています。嬉しいなあ。

4月は、本来なら職場に戻る予定でしたが、産休延長せざる得ませんでした。というのも、サブリナの状況を予期していなかったから。託児所に預けるために、一生懸命準備しているのですが、母乳から哺乳瓶への切り替えが全く進まなかっただけでなく、最初の6ヶ月間は術後の免疫低下のため人を避けていたせいか、気がついたらものすごい人見知り場所見知りになってしまいました。どこにいっても誰に会っても、大泣きされ、時には吐いてしまうほど。切り替えにこんなに苦労するとは思わなかった。とにかく少しずつでも慣らすようにと、何ヶ月も毎日頑張ってきて、最近ようやく哺乳瓶でも時々はミルクを飲むようになり、人が周りにいても泣く時間が短くなってきました。6月に間に合うかなあ?

前にも書いた通り、サブリナの成長は2ヶ月ほど遅れているので、8ヶ月末といってもハイハイの気配は全く見せませんが、家の中も少しずつ準備を始めました。暖炉の周りに囲いを付けたり(火ではなく、暖炉の足下の大理石が角張っていて危ないので)、ふわふわのカーペットの毛が口に入らないように、アクティヴィティマットを作ったり。おじいちゃん、おばあちゃんともしょっちゅうスカイプして慣らしています。もうすぐ日本から会いに来る予定。楽しみだねえ。泣かれないといいねえ。


みなさんからの子育てのアドバイス、経験談、良かったらどうぞご自由にシェアして下さい。xま

2014年2月27日

初節句


このひな飾りは、私の祖父母から私が一歳の時に頂いた物で、以来実家に毎年飾られて来ました。私がイギリスに来た後も、母は毎年のように飾り続けて、もう40年。今年は、サブリナにと、両親がわざわざこっちに送ってくれました。昔ながらの丁寧に手作りされたお人形。サブリナにとっては、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんからの贈り物。伝統と歴史がこういう風につながっていくのは、何とも感慨深いものですね。大切に飾らせていただきます。


サブリナちゃん、初節句だよー。元気に育ってね。xま

2014年1月22日

目と手と心。


赤ちゃんの発達は、視覚から得るものが80%以上だとどこかで読んだのを覚えています。それに従って脳への回路も発達し、視覚から手や体の動きにつながっていくようです。サブリナの場合、ほぼ盲目の状態で生まれたので、発達は著しく出遅れた事になります。左目の角膜移植手術後、少しずつ目が見え始めても、脳の発達も遅れているため、たとえば、おもちゃが見えても、手を伸ばそうとするとか、首をあげようとするとか、そういう事は全くなく、両手はいつもだらんと下がったまま、うつぶせになったら首もそのまま。そこを手を取っておもちゃをさわらせたり、体を動かして身の回りの感覚を教えようとしたり、声をかけて方向を教えようとしたりと、成果も見えてこないまま、とにかく毎日繰り返し繰り返しやってきました。

現在6ヶ月半のサブリナ。今では、おもちゃや私の顔も追いかけるように目が動き、両手で持っては口に入れたり、手を伸ばしてつかみます。うつぶせからひっくり返りも出来るようになり、支えさえあれば座る事も出来るようになりました。平均より、2ヶ月位は遅れをとっているものの、私にとっては見ていて嬉しい発達ぶりです。

移植手術していない右目は弱視なので、どうしても左目に頼って怠惰になりがち。目を使わないと脳の発達も止まってしまうそう。脳の発達を促進させるため、一日一時間、アイパッチで左目を隠してトレーニングをする毎日。サブリナこれが大嫌いで、必死にアイパッチをとろうとする中、刺激を与えるわけですが、最近ようやく右目でも物を追うようになってきたよう。


「目と目が合う」という事は今も残念ながらありませんが、これは目の見える私の勝手な欲なだけ。手を伸ばして私の顔をさわったり、声を出して笑ったり喜んでくれる事で、今はもう十分嬉しく思います。その代わり、「心と心」が通じているかなあ?子育ては本当に大変だけど、引き換えにとても素晴らしいものを得られますね。xま

2014年1月2日

感謝の新年。


あけましておめでとうございます。前回の記事やフェイスブックに応援のお言葉を頂き、本当にありがとうございました。皆さんに勇気づけられ、サブリナにも沢山の希望が届き、とても嬉しく思います。皆さんにとっても笑顔と幸せの新年になりますように。写真はサブリナ初めてのクリスマスから。そして、いよいよ離乳食も開始でお母さんは嬉しい! xま

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