2015年12月13日

というわけで、頑張ってみたり。

前回の記事で、娘と一緒にお菓子を作ったりしたことがないといった私。それもこれで最後。週末、なんと、一緒にジンジャーブレッドマンビスケットを作っちゃいました。

なぜそんな事になったかというと、娘が来週お友達のお家に誘われているので、少ないママ友の中親しくしてくれている方やし、娘もそのお友達大好きなようやし、クリスマスも近いし、なんか持って行こうかなあと思った際、やっぱり手作りがいいよねという事で。随分気分が良かったんですね、私、(というか、稀にやけに自信に満ちていたのか?)お菓子焼こうなんて。そもそも、お菓子作りは得意でないので。いや、はっきり言って、嫌いなんです、私。だって、材料いちいち正確に測ったり、順序よく混ぜたりって、料理みたいに「ある程度」適当にヤーってできないところが、多分苦手。しかも、今まで何か作っても、いつも失敗作やし、ケーキなんて無理無理。計量したり、混ぜたりって、釉薬作るのと同じ感じでしょって思うんだけど、どっか違うのよね。生地こねたり、伸ばしたりって、粘土扱うのとそれこそ同じやろうって思うんだけど、何故か上手く出来ない。小麦粉まぶしても台の上にくっついて取れないし、ジンジャーブレッドマンの顔が切れる度、がっくり。なんで私には出来ないのー?お菓子作りってなんでそんなに難しいのおおおおおお???

そんな私が初めて作ったジンジャーブレッドマン。我ながらすごい!


サブリナも生地を伸ばしたり、小さな型抜きしたり、(結局ジンジャーブレッドマンの型抜きは私がやる結果になったけど)飾り付け一緒にしたり、結構楽しんでました。もちろん、焼き終わったビスケットを食べるのにはご満足顔。


でも、週末のハイライトは、クリスマスツリーだったようですね。お父さんがツリーを部屋の中に持った来た時には、写真でもわかるように大はしゃぎでした。今年は昨年までと違い、クリスマスをなんとなく分かってきたので、ワクワクするのかな?もうすぐだよ。xま

2015年12月3日

クリスマスの飾り、もとい、ムカデ。


イギリスは毎日、雨、大雨、嵐の日もある、いや~な天気続きです。外遊びが出来ないのはもちろん、車で外に出ることすら億劫になってしまい、私の仕事の日(=娘の保育園の日)以外の日は、うちに閉じこもりになりがち。ともなると、毎日、毎時間、いかに楽しく飽きずに遊んでエネルギーを発散してくれるかが問題となってきます。うちにいる日は昼寝の時間はもうほとんどなくなったし、本を読んだりおもちゃで遊んでも次から次へとコロコロ変わって長続きしない我が家の2歳児。飽きるとだだこねやべったりが入ってきがち。しかも、最近またアイパッチのトレーニングが開始されたので(しかも1日2時間!)、最初は大泣きでこれまたべったり。

職業柄、「まきさんと一緒に粘土いじりするんですか?」「クリエイティブに色んなアートされているんでしょうね!」なーんてお声をかけてもらって申し訳ないのですが、片付けとかが面倒臭い私は、そんな素敵な遊びなんぞ、いまだにやっていません。恥ずかしながら。お菓子焼いたりするお母さんや、それこそ、この時期ならクリスマスの飾りを一緒に作ったりとかするお母さん、本当に立派だと思います。見習いたいけど、見習ってもついていけないと分かっているので、結局楽チンな方を選んでしまうズボラな私。とはいえ、いつもいつも機嫌が悪くなっちゃあ困りもんだし、テレビやビデオの前に座らせっぱなしは嫌なので、面倒ながらになんか一工夫をと考えて、できるかなののっぽさんのような作業だけやらせていただきました。最近のヒットは、ラップの芯で作ったムカデ。かなり気に入ってくれて、よく散歩しています。まあ、私の上に乗っかてきて「滑り台~!」とか「お馬さん」とかやってると楽しいようなので、やはりまだスキンシップが嬉しいようね。お母さんの体力はますます消耗していきます。

雨の日の遊びアイデア募集中です。xま

2015年11月10日

今週のスマイル #12

(私にも触らせてと必死に願う娘の手がどうしても入ってしまった。)
いろんな国の大好きな作家さんものが届いた瞬間って、幸せ気分一杯の私。笑顔も届けてくれる、そんな素敵な手作り作品たちを紹介しているコンスマシリーズ。(ランダムな私のブログで唯一シリーズ化している記事です!)今回は、オランダに住むイギリス人陶芸家のサラ・マイケルさんの作品をご紹介します。

サラさんとは、亡き恩師のお友達として知り合い、その後、彼女がオランダで企画運営している陶芸フェスティバル Clay 2 Day に紹介参加させていただきました。
(恩師のことは過去にもいくつか書きましたが、こちらで見れます。)
(Clay 2 Dayの記事はこちら。)

サラさんの作品はご本人さんと同じく、とても明るくカラフルで見ていて楽しいものがたくさん。そんなサラさんが最近作られたエンジェルが届きました。私たちは毎年一つずつ新しいクリスマスツリーの飾りを買って、飾りがだんだん増えていくのを楽しんでいます。今年の飾りはこれで決まり!とすぐに思った私。旦那と相談して、家族3人に見立てて3つ注文したところ、サラさんの選んでくれた大きさが少しづつ違う3つが届きました。かわいい~。選択もバッチリ。サラさんどうもありがとうございました。

大切なお友達を癌で亡くされ、それを機に作ったというたくさんのエンジェルたち。3ユーロはキャンサーリサーチへ募金されるそうです。サラさんのエンジェル、現在オンラインで販売中です。(こちらからサイトへ飛びます)送料はかかりますが、日本へも送っていただけますよ。いかかですか?xま

2015年10月21日

秋色便り。


こちら北ヨークシャーは、すっかり秋色。とはいえ、もうずいぶん寒くなってきているので、冬ももうすぐやってくるのかな?考えるだけでも寒くなるので、今のうちに楽しまなきゃと出来るだけ外に出ています。

サブリナと散歩や外遊びに出るたび、いろんな色の葉っぱを見つけては、これ何色だろうねーって聞くと、返答が「変答」(文字通り)になっています。色の分別はずいぶん出来るようになってはいるものの、色の名前自体はまだ英語でも日本語でも言えるのはほんのちょっとだけ。なので、例えば、黄色は「バナナ」、赤は「マミー(お母さんの車)」、緑は「はっぱ」と言われます。今まで葉っぱは全部緑だったわけで、紅葉した落ち葉は新しい発見?


おかげさまでサブリナの術後の経過もよく、保育園に戻って、私も職場に戻り、3週間が経ちました。手術後、しっかり血液と酸素を「漏れることなく」おくってくれている心臓のおかげで、ずいぶんエネルギーが増加したようです。幸い、今までも息苦しくなるということはありませんでしたが、それでも「元気の度合」が急に増したのはよくわかります。昼寝もしなくなり、お母さんのエネルギーがどんどん消耗されていきます(笑)。大好きな滑り台も、スイスイ自分で登り、滑り降りて来れるようになりました。ついこないだまで、怖がっていたのに。成長の早さに嬉しいような寂しいような、そんな秋の日です。まx

2015年10月4日

ストレス打破の小さな一歩 その3:おもちゃの収納


前回2つの記事に引き続き、娘の手術準備期間&術後自宅休養期間にやったこと第3弾。最終回です(もう?)。片付け本に励まされ、はまった私が真っ先に取り組んだのが(書くのは最後になっちゃいましたが)娘のおもちゃの整理でした。

初めは、持っていたおもちゃ全てを、キャスター付きのイケアの箱幾つかにぶっこんで、絵本も入れて、リビングの一角に重ねて積んでいました。(下の写真)

娘が自分で動けるようになってからは、取り出すのもこれでは大変だし、危ないし、寝付いた後リビングに降りてきても、でっかいプラスティック箱が目につくからか、片付いた気がしなかったので、なんだか落ち着かないまま。

その後、箱を1階にある別部屋に移してみました。ここは片壁側を机とIT関係のあるオフィスとして、反対の壁側にTVを置き、その両側の壁に山のようなDVDやCDがぎっしり収納されたホームシネマとして使っている部屋です。(といってもうちはTV番組はほとんど見ず、映画や音楽好きの主人のために設けられたものの、DVDなども未整理放置状態の部屋といった方が正しいけど。)私たちがこの部屋を使うのは夜がほとんどなので、昼間活動する娘に使わせるのも大丈夫だし、リビングはすっきりしたままだからいいかと。DVD収納の下の空間にちょうど、おもちゃ箱が4つ入ったので、そこに置いてしばらく過ごしました。これだと重なっていないので娘にも取り出しやすくなりました。(下の写真)


でも、やはり、絵本の置き場が足りないのと、おもちゃをざっくり放り込むだけでは、小さいものなどを探すのにも全部ひっくり返さないとという感じで、いまいちしっくりこなかったんです。向こう数年はまだ一階で遊ぶだろうから、2階に置くのも面倒だし。あれこれ、片付け本を参考にし、同じ部屋に新たにスペースを設けることに。

考えたのは、4つの箱を置いたDVD収納壁側の反対側にあるCD収納壁下で、ラジエーターの隣に位置する、逆L字型の小さな変形スペース。


上の写真でもすごい放置状態な(ラジエーターも見えないほど「とりあえず」ダンボールが山積み)部屋なのが明らかで恥ずかしい(汗)。ここをなんとか、小さいおもちゃと本の収納に利用してみようと思いました。二つの収納を繋ぐように、間にはアクティヴィティマットをかぶせたラグがぴったり入ったのも高得点だったので。おすすめの小さなおもちゃを個々の箱に入れるシステム。保育園でもお馴染みです。2歳の娘にも、見やすく、取り出しやすく、他の部屋にも持ち歩きやすく(あちこち移動して遊んでるので)、しかも片付けやすく。そんな点を基準に幾つか比較検討してみました。こちらでは、日本の百均のように、安いのに優れた収納箱が見つからなかったので、(いわゆるポンドショップはまさに安いだけで(笑)使えない!)私の好きなMUJI (無印良品のこっち版)とイケアで探してみました。

以前から持っていたMUJI のバニティーケース
これ➤

半透明なのと横がまっすぐなのが気に入ってたのですが、いざ娘におもちゃを入れて持たせると、取っ手の部分に手がすっと入らず、落っことすし、たくさん入れると深さがあるため「ずしっ」と感じるのか、これまたすぐ落っこっちゃう。しかも自分の足に落として泣く羽目に。それに、MUJI はいくつも買うと高いし、あきらめることに。

次に見たのが、お馴染みイケアの子供のおもちゃ収納シリーズTROFAST
これ➤ 
お友達の家で試しに持たせると、持つことはできるけど、引き出しを開けないと中身が見えないし、おもちゃが取れない、引き出しのキャッチに自分ではめられないので、自分で元に戻すことができないと判明。この部屋にぴったりの黒もあったけど、大きくなってから自分の部屋では使わんだろう色だし、しかも、スペースになんとか置けることはできそうでしたが、大きいので絵本を置く場所が減ってしまうのも弱点。

あーでもない、こーでもないとネットで探していたら、いいもの2つ一遍にイケアで見つけてしまった。まずは、「子供用」で見るんではなく、普通の収納で検索して見つかった箱SAMLA
これ➤

一つたったの1ポンド。百均のように安く、しかも中身が見えて、軽くて持ちやすそう。50ペンスのふたを使えば、将来私のスタジオでの収納箱にもなるし。(他にも利用価値があるということは大切なポイント!)もう一つ見つけたのが、もともと机の脚代わりになる収納家具。サイズを測ったら、本を置けるスペースにしっくりいきそう。この部屋のベースカラーの黒があったので、わざわざ自分でペンキ塗ったりせんでいいし、しかもこれが私たちの仕事場の机の下にすっぽり入ることが判明。ゆくゆくは今一時的に置いてるプリンター置きになるという、長いこと使えるというこれまた別の利点が。両方合わせてスケッチしてみたら丁度いい。しかも絵本がもっと置ける。うはうは顏で、早速イケアへ出発!

着いてから問題だったのは、小さなおもちゃ入れとなる箱を2段置くために買おうとしていた黒い棚がなんと売り切れ!安かったから仕方ないか。自分で板買ってきてペンキ塗って代用することにして、店を出たところ、出口に「お好きにどうぞ」と書かれた使い古し板置き場が!バーゲンハントのように、ここぞとばかりに掻き分けた私でした(笑)。おかげで、幅も色もぴったりの板を無料で手に入れることができました。帰宅後早速のこぎりで長さを調節し、壁に設置。おもちゃを分けて、ラベルをつくり、娘と一緒に箱に入れる作業。その日の夕方には、変形スペースに、娘のおもちゃ入れ8箱と本棚ができました。わーい。仕上がりはこんな感じです。

逆L字型スペースに設けた新しい収納場所。
箱には写真付きのラベルをぺたりと。
反対側のざっくり収納箱にもラベルを貼りました。
片付けの時に前のラベルだけだとかがんで見ないと分からないので、
空っぽの箱がいくつもあっても、上から見てすぐ分かるように、
箱の底にも大きなラベルを。透明の箱だから出来たので◎。
カードやパズルはジップロックに最初は分別。でも、すぐに壊されたので、
今度はちょっと丈夫なクリアケースをスーパーで格安で。
最近ジッパーが自分で開けられるようにもなったので◎。
取り出すと一気に本が倒れてしまうので、無印のディバイダーを設置。
絵本も前よりたくさん入るし、ついでに買った色付き番号付きの箱もぴったり。娘も旦那も私も(多分私が一番)大満足。「自分で全部お片付け」とまでは、まだいきませんが、私と一緒にちょっとずつやってくれています。お友達と遊ぶ時も、自分で好きな箱を持ち出して遊んだりしているので、良かったわ。あとは、我々大人が、かれこれもう8年そのままのTV周りと、DVDとCD収納を片付けるのみです!

参考にしたのは、一回目の写真の整理でも触れたEmiさんと、もう一方、3人のママであるmkさん。特にmkさんは、おもちゃだけでなく家中の収納技に、もう目から鱗。感激して、アマゾンjpから注文した本が届く前に、娘が寝静まった夜な夜な、ブログを一気読みした私でした。素晴らしいアイデアの公開、ありがとうございました。他の部屋も参考にして片付けモードに入ってる今日この頃です。xま

ストレス打破の小さな一歩 その2:赤ちゃんの洋服整理と癒しラベンダー


前回の記事に引き続き、娘の術後自宅休養期間にやったこと第2弾。
着なくなった子供服の整理とそれを利用した癒しの仕掛けつくり。

歩いて行ける距離にある地元の学校で一年に3度ほど、トットセールといって子供服やおもちゃなどを売れるバザーが行われます。今まで、お古とは思えない結構良さげなワンピースやおもちゃも、超特価で買わせていただきました。娘がもう少し大きくなったら自分もバザーに出して売ってみよう!なんて、意気込んで、溜まりに溜まった娘の服。空いた部屋の隅に何箱も積まれ、ついには取り返しのつかないような始末。本当に私、いずれはバザーやるんかいな?と、だんだん不安になりながら無視して2年。

突然、来月お友達が日本から泊まりに来ることになって、大至急この部屋をなんとかしなくてはいけないことに。バザーのサイトを確認したところ、地元の学校ではもうやってないことが判明!私の友人はみんな子供が成長してるし、新しい(少ない!)ママ友は、子供が同じくらいの年なので、譲る相手もおらんので、こうなったら、処分しかないということで、重い腰を上げて、娘と一緒に(これがとんでもない間違いだったけど)、一気に分別してみました。


どうやって分けたかというと、
1)娘が大きくなったら見せてあげられるような(私が名残惜しい方が強いが)、記念に取っておきたい最初の肌着とか靴とか。
2)汚れがひどいものなど、しょうもないものは捨てる。(今まで取っておいた私は何者?)
3)普通の洋服なんかは、第三國とか、レスキュー隊の投資などに使われる、服バンクに寄付。
4)まだ、綺麗でオシャレ系の服などは、チャリティーショップへ寄付。
5)幾つか同じ柄がセットになっていたロンパースなんかは、四角く布を切ってパッチワークブランケットにしようと前々から思っていたので、一応取っておく。(いつやるのか?)

というわけで、1)と5)以外は、この部屋から脱出。ふう。そんな仕分けと同時進行に、ちょっとやってみたのが、赤ちゃんの頃の靴下とミトンを利用して、癒しグッズを手作りしたことです。シャレてはいないけど、タダだから。


この夏の大雨で、ぐったりしおれてしまった庭のラベンダーを、いつもより早く、娘の手術前に刈り取り、乾燥させました。たんまり摂れたラベンダー。ハーブピローでも作ろうかと思ったけど、布を切ったり、重いミシンを出して縫う事すら、面倒な私。手間が一切かからないもっと簡単な方法はないかを考えて試したのが、娘の履かなくなったソックス。スプーン5-6杯くらいのドライラベンダーを入れて、リボンで口を縛っただけ。縫うのも切るのもなしで、時間短縮。らくちん、ラベンダーソックスの出来上がり。防虫効果もあるラベンダーなので、家族のクローゼットや引き出しに入れました。


今度は、ラベンダー少量を赤ちゃんミトンに入れてゴムで口を縛るだけの、またらくちんなものを作成。これをお風呂の蛇口に引っ掛けて、熱いお湯が流れると、辺りにラベンダーのほのかな香り。翌朝は、使用後のラベンダーの入ったミトンをさっと、キッチンにあるコンポスト用の器にひっくり返すだけ。すると、キッチン中にほのかな香り。ミトンとゴムは洗って、また使用できます。

残ったラベンダーはサムキムさんの素敵な器に入れて
こうやって幾つか作ったものの、ラベンダーはたくさん余ってたので、素敵な磁器のフタ付きの器に入れてみました。この器、随分前に奮発して買った、サムキムさんという陶芸家の作品。今まで、手の届かないところに飾っていたけど、少し身近に置いて実際使ってみるともっとありがたみが沸きそう?鑑賞しながら、しかもストレス溜まりがちな時はフタを開けてさっと匂いを嗅いで気を落ちつかせるもよし?密かにフタを開けて匂いを嗅ぐ私の姿は、まだ家族には見られていません。(笑)


ちなみに、おととしもサブリナのソックスで、クリスマスツリーの飾りと、暖炉周りの飾りを作りました。ちょっと手縫いしたけど。

ちっちゃくて可愛い赤ちゃんの服やアクセサリー。片付けとらくちん癒しもの作りで、また一つストレス解消させてもらいました。次回は最終回。おもちゃの整理です。(初めて予告までしてしまう強気な私?!)xま

2015年9月20日

ストレス打破の小さな一歩 その1:アルバム作成


娘の術後の自宅休養期間がもうすぐ終わろうとしています。月末から保育園も私の仕事も復帰の予定。7月の手術準備期間から丸3ヶ月。思ったより長く感じました。入院する前から、手術に関してはもちろん心配していたし、待ち疲れてストレスになりがちでしたが、入院中私にべったりになってしまった娘と、退院後、毎日家で私と過ごしてたわけですが、正直かなり疲れました。とくに帰宅後しばらくは外に出たがらなかったため、ちょっと散歩に行って気分転換ってこともなく、一人で遊んでても5分もすればお母さんお母さんで、ぐずるし、泣くし、昼寝もあんまりしなくなったので、今まで寝ている間にやっていた家事がなかなかできなくなり、でも「ながら遊び」なんてしたら、それこそ機嫌悪くなるので、3食の準備、洗濯で精一杯。他にもやりたい、やらなきゃいけないことはたくさんあったけど、娘がくっついてる状態では手をかけることは不可能。そんな中、疲労とともに、腰を悪くし、体調悪化。毎日家にいるせいか、片付かない家中の嫌な部分が次々目に入ってきては、片付ける気力も余裕もないまま結局ストレスが溜まる一方。だんだん機嫌も悪くなり、娘や旦那へも口調がとげとげしくなり、自己嫌悪に陥る始末。フルタイムでお母さんをやっている方々には当たり前のことなのに、恥ずかしいくらいに情けない状態へ突入していた私です。

それを救ってくれたのが、いくつか日本から取り寄せた「片付け&収納」関係の本。お子さんを持つ方が書いた本を中心に読んだせいか、みんな同じような悩みを持って、気持ちがわかってくれるのねと勇気つけられた気がしました。おかげで、少しずつ見直し、考えて、行動に移すことができてきました。とにかく1日ちょっとずつ。そうすることで、自分自身が少し気分良くなり、片付いてくると気持ちがいいし、掃除も楽になるし、ストレスが徐々に減ってきました。家族にも協力を得られるよう、みんなが同じように片付けられるような家作りにするって、大切ですね。いつも私ばっかりが掃除も片付けもしてたから余計イラだってたし。旦那が新聞放りっぱなし、カバン置きっぱなし、服脱ぎっぱなしがなくなっただけでも、我が家は一歩前進したわけです。まだまだ手をかけるところは家中あるけど、アイデアはノートに書き留めては、できるところから手をかけています。

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そんなこんなで、(愚痴だらけの前置き長くてすみません)なんとか乗り切った娘の入院、自宅休養期間にやってみたことをいくつかブログに書こうと思います。

今日はその1、最初の出来事だったアルバム作りから。
みなさんはお子さんの写真の整理をどうしていますか?
誕生から1歳の誕生日までの1年間はフエルアルバムで。でも大変!
写真を撮るのが好きな私。でも、写真の整理はいつも後回しになりがちでした。娘が生まれてからその量は過去最大。膨大な量の写真を処理してアルバムに残すのは、子育てしながらはかなりのハードワーク。最初の1年分は、日本から取り寄せたフエルアルバム2冊に自分で写真構成もコメントも一つ一つアレンジしてまとめました。時間がすごくかかったけど、自我に目覚めた2歳児が見て喜んでるので良かった。とはいえ、これを毎年やるとなると、気力も時間もかかるし、かさばって置き場にも困る。フエルアルバムはもういかんと思った私は、日本で定評のあるEmiさんの写真整理法を見ては試行錯誤していました。彼女の、一年に一冊、L版プリント、見開き1ページ1ヶ月分という続きやすいやり方も好感が持てたのですが、なかなかスリムなアルバムがこっちでは見当たらず、プリントもバカでかいし、日本から毎回取り寄せでは高くつくし、写真の量を絞っても私の場合結構あったので、どこかしっくりこなかったわけです。

そこで、今まで躊躇していたオンラインでの写真本作りを検討し始めました。
初めてオンラインで作ったアルバム。満足な出来栄え。
プリントよりも分厚くないのでもう少し数多く写真が選べるし、写真の配置や大きさを自由に扱えるし、成長記録のようなものも追記したりできるし、本来スクラップ好きな私には合ってるかなと。ただ、その時間をどうやって見つけるのかと考えた際、待ってることが多い手術中、入院中がいいタイミングかもと思った私。入院前にいくつかのサイトを調べて仮にトライしてみました。実際、娘が入院した初日、手術待ち時間とICUにいた日(私たちのベッドは別部屋だったので)で、昨年のアルバム(フエルアルバムとちょっと重複しちゃったけど)と今年の夏までの分を一気に作成。私にも楽しみながら「完成」できたということが何より嬉しかったです。思ったより、慣れると簡単だったので、これなら毎年分を、月ごとにとかで少しづつ取り掛かれば続けられそう。
1ヶ月ごとの最初のページにはその月の出来事と娘の成長記録。
私の作ったアルバムは少しだけEmiさんのアイデアをいただき、一年に一冊、一ヶ月ごとの最初のページにその月に何があったかと、娘の成長記録を書いています。あとは、写真の大きさを自由に変えて、月の最初のページや、好きなものや目立ったもの(初めて立った写真とか)は大きく載せました。選んだサイズは、今後も変わらずにあると思われ、本棚にも入る普通のA4ポートレート型。唯一のマイナス点は、2歳児にはフエルアルバムのようにページがめくりやすくないこと。見開き平らになるのは値段が高くてやめたので、まあ仕方ないかな。なにはともあれ、娘も喜んで見ています。
大きく伸ばさなくてもいろんな写真を小さく組み合わせても。

しかし、溜まってた仕事が片付くと気持ちがいいなあ。私にとってアルバム作りはまさにその代表例でした。ちなみに、娘の外遊びも今では復活し、元気な笑顔と笑い声が戻ってきました。もうすぐお友達とも遊べるし。良かったです。xま

2015年9月16日

娘の言葉。


ブログの更新が遅くなってばかり。サブリナの術後は特に、私もいろいろ心境が変わって、体調も崩したりして、いろんなことでストレスたまり気味で、どうも気分が乗ってこなかったのです。ヤダヤダ期真っ只中の2歳児の娘にも、余裕を持った態度で接してあげてないことも多くて、自分に嫌悪。

ここんところ雨続きだったところ、今日は久しぶりにお日様が出たので、散歩に連れ出すと、大きな広場の大きな木々の間を歩きながら、「マミー、木いっぱーい」と嬉しそうに、しかもいきなり日本語で。英語ばっかりだったのに。聞いてるんだね、私の言ってること。見上げた私に見えたものは、清々しい秋晴れの空。心がふっと軽くなった瞬間でした。ごめんね、いつもいつもいいお母さんでなくて。そしてありがとうね。そろそろ、書こうかな、いろいろ思ってたこと。xま

2015年8月12日

無事に帰宅しました。


サブリナの心臓の手術が8月頭に行われました。当日も緊急が入って、順番が変わり、また待つこと半日でしたが、なんとか手術が夕方には行われ、おかげさまで成功しました。小さい子は回復が早いと言われてましたが、まさにその通り。元気なので予定より早く、一週間で退院。現在自宅休養期間ではありますが、結構大きな傷(私の帝王切開の傷と同じくらい!)を抱えている割には何事もなかったかのように、動き回っています。病院にいる間はお医者さんや看護婦さんに検査される度、何度も大泣きして大変だったけど、頑張ったね。やっぱりお家が一番。(お母さんも)xま

2015年7月22日

今度は心臓です。


先月、サブリナの心臓の手術医さんに会った際、ようやく手術が進められると言われました。それ以来、順番待ちのリストに載せられ、予定日は7月中旬。もちろんあくまで予定。いまだに連絡がないまま、時間が過ぎていきます。他の子から病菌を移されないようにと、予定日の数週間前から保育園をお休みしているため、私も仕事を休んでいます。術前準備期間、入院期間、術後の自宅休養期間と合わせて9週間と結構長く、もちろん収入無しの休みで、しかも保育園費は席を取っておくために(全額じゃないけど)支払わなきゃいけないから、けっこう痛い。日程がはっきりするまで休まなければいいのだけど、24時間前とか直前に言われることもあるので、そうもいかず、結局「あくまで予定」に頼ってのお休みに入ってすでに3週間。こういうの待ってる時間ってあまり気が休まらない。

元気一杯で飽きっぽい2歳児を一日中飽きさせないように活動させるため、(それで夜、ちゃんと寝てもらうために、そんでもってうちらもちゃんと寝られるように!笑)外に連れていくわけですが、公園でも芝生の多い広場でも、安全に遊んで走り回れるところは子供がいるんですよね、当たり前だけど。さらに夏休みに入ったもんだから、なおさら。そんな訳で、朝一でまだ誰も来ていない公園へ行くのが日課になってきました。うちの庭も天気のいい日は救いの神になっています。雨の日は、もうお母さん、早く寝ないとついていけません。疲れるー。歳だなやっぱ、私。全国のフルタイムのお母さん達には頭が上がりません。

まあ、こうやって一緒に遊べるのも今のうちだと思うので、与えられた「親子の時間」を大切にするべきなんだろうな。遊びながら待ち我慢することにします。xま

2015年7月6日

2歳!?


イギリスの夏がやってきました。そしてサブリナが2歳になりました。何度も言いますが、早いーー!大きなお姉ちゃんとお兄ちゃんが素敵なアンパンマンケーキを用意してくれました。相変わらずケーキが焼けないお母さん。そろそろ練習始めようか。「なんでお母さんは作ってくれないの?」って言われる前に。2歳のお誕生日おめでとう。xま

2015年6月10日

職場のブログ


普段は基本的に職場のことは、生徒さんのプライバシーも考慮しブログにしないんですが、先日ある生徒さんの作品制作とそれに関わる背景やら、私がどうサポートしているかが、素敵な文章になってネットに載ったので、お知らせします。全部英語ですんませんが。ご興味のある方はこちらでどうぞ。xま

2015年5月16日

春 摘み


月1回はブログ更新と目標立ててもすでに降参。すんません。

ダイニングキッチンの増築改造作業で業者さんが8週間ほど入ってて、「魔のホコリまみれ期」を通過し(ほっ)、無事業者さんたちが帰った現在は、ペンキ塗りやらタイル貼りやら床板貼りやらと、自分たちでここ忙しとしています。しかし、ちっこい子がいると5分ももたないから、なかなかはかどらないもので、先週末は大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに面倒見てもらい、娘が保育園にいる3日間は有休を取って集中作業。なんとか、目処が立ってきました。こんなに大掛かりに家をひっくり返したのは初めてで、いやー大変ですね。いろいろ。古い家を買ってしまったばかりに。いい部分もいっぱいあるけど。

さて、先日久しぶりに本読みの時間のある図書館に娘を連れて行ったところ、お母さんたちと、子供をどこに連れてったかという話になって。まあ、皆さん、あちこち行かれてました。海はもちろん、動物園やら牧場やら子供のテーマパークやら。ここがいい、あそこはオススメ、って言ってる中、私全然連れてってあげてないではないかと判明。せっかく自然が近くにあるのに。海も、山も、子供が喜びそうなところも、いまだに足を運んでないわ。いつも近くをお散歩、公園とか、そんなもんで。仕事と家と忙しさにかまけて、ちょっと怠ってしまっているかな。唯一たくさーん行ってるところは病院ってのも寂しい。よーし、これからは積極的にいろいろ連れてってあげようかな。

そんなわけで、この間、散歩道で一緒に花摘みしてきました。(いつもの近場だって、また。)「はな、はな」とお花が大好きな22カ月。もうすぐ2歳か。早いなー。xま

2015年3月22日

今週のスマイル #11


久々のコンスマ。今回は日本からのお届け物です。
随分前から気になっていたNUSHISAさんのブログで見つけた子供用の木のカトラリーセット、co・zen(こぜん)。デザインに魅了されたものの、なんとも上品で、うちにはもったいないかと最初は思っていたのですが、サブリナが自分でスプーンで食べられるようになってきた頃、こんなのがあったら嬉しくてもっと食事が進むかもなんて考えて、サイトを再度拝見しました。

co・zen(こぜん)とは、
子 供が
個 人で初めてつかう
小 さくてかわいい
古 来から伝わる「漆」を使った
カトラリー・箸一式揃いの 膳 のこと。だそうです。

ご主人さんが一つ一つ丁寧に手作りされているco・zen(こぜん)。さじの曲がり具合や持ちやすい形など、あちこちに秘められた工夫や、木の素材感、漆塗りのいいところ。また、子供の道具だからこそ品質を追求、伝統を伝え、「使い捨て」を見直し、物を大切にする心育んでもらいたいという作り手の想いにも改めて共感しました。素材の良さからも家族の食卓の楽しさを実感してもらえるかしらと思って、思い切って注文。結果はもちろん大満足。早速サブリナに使わせてみたところ、本人もとっても嬉しそうに食べていました。デザート用のさじにもご機嫌。真っ先に感じたのが、その「軽さ」。木でできているから当たり前かもしれないけれど、今まで使っていたプラスティックの持ち手のステンレスのスプーンとは比べものにならないような軽さで、でもしっかりしていて、口への運び具合が上手になったような気がします。これで好き嫌いもないといいけどね(笑)。


NUSHISAさんには、他にも素敵な作品がみられます。皆さんもぜひ覗いてみてください。xま

2015年2月28日

2月のまとめ

忙しさにかまけてブログの更新が遅れがちなので、月一くらいで頑張ろうと思いきや、2月は何にも書かないまま、もう終わりじゃないですか。というわけで、今月のまとめ(強引)。

私とサブリナ、この冬4度目の風邪をぶっこいて、もう勘弁してくださいって感じで2月が始まりました。スノードロップが芽を出し始め、ようやく冬の終わりが来ることに元気付けられ、体調回復。サブリナもおかげさまで元気になりました。歩き始めてから2ヶ月目。もう止まらない、止まらない。現在、うちのダイニングとキッチンを増築改造する準備中で、家が落ち着けない状態の中あちこち歩き回るので、危なっかしくて目が離せないし、嬉しいような、動けなかった頃が(置いた位置にいてくれた頃が!)懐かしいような(笑)。少しずつ春の兆しが見えてきた最近は、よく外歩きにも連れ出しているので、いつのまにか外歩きが大好きになったよう。自分で帽子をかぶったり、靴を履こうとして、外に出る催促をします。先日は自分の前にながーくのびた影にびっくりしながら歩いてました。

言葉も随分分かるようになって、うちは英語が主なので、私と二人でいるときは、日本語で喋るように気をつけてはいるけど、ついつい英語が出がちな私。保育園も英語だし、やっぱり、聞いていて分かっているようでも、彼女から出てくる言葉は英単語の方が多いです。絵本に出てくる動物とか、日本語と英語と両方聞いて分かるけど、「くま」とか言わないで「bear」だし。それでも、ここ数ヶ月で言える言葉は増えたかな。「目」「耳」「花」「葉っぱ」「めがね」「ばあちゃん」「じいちゃん」「帽子」「おうち」「アンパ(アンパンマン)」お父さんより上手だから頑張ってて偉い!大きくなったらお父さんに教えてあげてください。日本語をもっと身近にと「あいうえおの絵本」(絵も素敵でおすすめです!)を買ってみたら、大当たり。大好きで毎日読んでくれって。特に気に入っているのがフクロウさんのページ。本人は「フーフー(hoot hoot)」と呼んでいます。


食事も家族一緒にみんなで同じものを食べるようになり、(もちろん味付けや柔らかさは違うけど)こうやって、食卓の楽しみを覚えていってくれると嬉しいなーと。時々食べない時もあるけど、大抵は出すものはとりあえず食べてるので、助かっています。おにぎりや味噌汁も大好きで、味噌汁のすすり具合なんて一丁前です。(いいのか、悪いのか?)


さて、私の陶芸事情はといいますと、まったくスタジオに入っていません(涙)。とはいえ、陶芸から全く離れた生活をしてるわけではなく、サブリナを保育園に預けている週三日は職場でワークショップ講師をしているので、もちろん粘土や釉薬に触れている日々なのですが、やっぱり、自分の作品作りをしているわけではないので、スタジオのドアを横目に通り過ぎる毎日はちょっと寂しい。「娘を袋に入れてスタジオの壁に引っ掛けて」なんて冗談を言っていた妊娠時代は、子育てとの両立がこんなに大変かとは想像してなかった気がする。ちょっと10分っとかってできないので、まとまった時間がないと難しい。でも、なんとか少しずつでも始めないとと私も旦那も考えているので、夏時間になったら、旦那のいる夜数時間と土曜日に作業を始めてみようと意気込んでいます。出来るかなー?出来るといいなー。

そんな感じで過ごした2月でした。来月からは、業者さんが入ってくるし、一時期キッチンが使えなくなるので、ストレス溜まりそう。外歩きがさらに増える予感。xま

2015年1月21日

ついに!


クリスマスあたりから、一歩二歩と足が出始めたサブリナ。今では止まらない止まらない。元気に歩き回っています。成長の遅れは分かっていたので、いつ歩けるようになるかとはあんまり焦って気にしてはいなかったものの、やはり実際歩き始めた時に受ける感動は大きかったですね。感激しました。この感激に出会えたのは、娘とだんなのお陰です。本当にありがとう。xま

2015年1月4日

2015


あけましておめでとうございます。

ブログを見て下さってる方、いつもありがとうございます。更新がままならないですが、出来るだけ書いていきたいと思いますので、また遊びに来ていただけると嬉しいです。サブリナ(1歳半)もお母さんも元気で頑張っています。皆さんにとって健康で幸せの多い一年になりますように。xま

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